加齢に伴うさまざまな顔の“老け見え”化を「顔ヨガ」で改善する連載の最終回。今回取り上げるのは、上まぶたのたるみと、おでこのシワ。おすすめの方法を、顔ヨガインストラクターであるエクラ華組 内村舞子さんに、教えていただきました。今日から取り入れて、老け見えをストップ!
まぶたのたるみやおでこのシワの原因は?
上まぶたの筋肉を正しく使えるようにするのが改善のカギ
40代・50代になると気になってくる顔悩みに、まぶたのたるみやおでこのシワがあります。まぶたがたるむと目が小さく見えて目ヂカラがダウンし、おでこにシワがあると一気に老けた印象に。まずは、こうなってしまう原因について内村さんに伺いました。
「原因のひとつが、後頭部の硬さです。後頭部の筋肉は、頭皮を後ろからグーッと引っ張り上げる働きがありますが、硬くなるとその力が弱まり、まぶたのたるみやおでこのシワにつながります。また、おでこの筋肉もこり固まりやすく、これもまぶたの重さや、おでこのシワの原因に。さらに、上まぶたの筋肉の衰えも、まぶたのたるみを招きます。普段、おでこの筋肉を使って目を開く癖があると、上まぶたの筋肉が使われずに衰え、おでこにシワが寄る原因にもなるので要注意です」
では、こうした悩みを改善するには、どんな顔ヨガが効果的なのでしょうか。
「まずは、後頭部をよくほぐして、まぶたが開きやすくする土台を整えます。次に、おでこもよくほぐしていきます。最後に、眉を動かさずに目を見開くポーズで、上まぶたの筋肉を鍛えます。このポーズを続けることで、おでこの筋肉を使って目を開く癖の改善にもつながります。こまめに続けると、まぶたの重みがスッキリしてきて目が開きやすくなり、おでこのシワも目立ちにくくなっていきますよ」
具体的な方法は、以下をチェック。隙間時間にちょこちょこ行ってみて。
【頭の後ろ側ほぐし】
後頭部を緩めて、まぶたやおでこを引き上げやすい状態に
硬くなっている後頭部をほぐすことで、まぶたやおでこを後頭部からグーッと引き上げやすくする効果が高いメソッド。
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左右の手を握ってグーの手にし、後頭部の耳の後ろあたりに当てる。髪を掻き分けて頭皮にピタッと当てること。そのまま手を左右に10回程動かしてほぐす。頭皮をしっかりとらえて、ゆっくりと呼吸をしながらほぐすのがポイント。
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次に、グーの手を少し内側にずらして同様に10回ほぐす。最後に、さらに内側(目の真裏あたり)にずらして同様に10回ほぐす。
【おでこほぐし】
硬くなったおでこをほぐし、まぶたを開きやすく
おでこの筋肉を指の腹でしっかりほぐすことで、まぶたを開きやすくするメソッド。続けると、おでこのシワも目立ちにくくなっていきます。
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親指以外の4本の指の腹を眉毛の上に当てる。指の腹でおでこの骨をしっかりととらえて、左右に揺らしながらほぐす。これを10回。指がすべらないように当てたまま行って。
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次に、指1本分上にずらして同様に。おでこを5カ所に分け、写真のように髪の生え際まで同様に行っていく。ほぐし終わると目がスッキリ開くのを感じるはず。
【おでこ、眉毛を動かさず、まぶただけを動かすストレッチ】
目が大きくなり、おでこのシワも薄く
普段、おでこの筋肉を使ってまぶたを開ける癖があると、上まぶたの筋肉が使われず衰えていき、おでこのシワも深くなってしまいます。このポーズで、上まぶたの筋肉を鍛えれば、目が開きやすくなって、おでこのシワの進行も食い止められます。
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眉毛が動かないように、左右の手のひらをおでこに当てる。
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次に、眉毛が動かないように気をつけて、目をゆっくりと開いて戻す。3〜4秒かけてゆっくりと開いて戻すこと。まぶたを後ろに引き込むように開くと眉毛が動きにくい。これを5セット。
これはNG
おでこの力で目を開くと、おでこのシワが深くなってしまう。
顔ヨガは、気づいたときにちょこちょこ取り入れるだけで、変化を感じるはずと話す内村さん。「私自身、顔ヨガを始める前は、鏡を見るたびにため息をついていました。でも続けたら顔の悩みが改善し、気持ちも前向きになれました。顔は何歳からでも変えられます。みなさんも諦めず、毎日少しずつでもいいので続けてみてください」
撮影/藤澤由加 取材・文/和田美穂