◆11月の紅葉シーズン目前、今回の京都・大津の旅は、愛読書『成瀬は天下を取りにいく』シリーズの巡礼がメインです📖
謎解き型の周遊ゲームもありました✨
meecoです。
ここのところ、短いスパンで京都方面へ行くことが増えています。
目的は、今進めているお墓じまい、今回は金曜の夜、仕事終わりで前乗り。
午前中はお墓の件で打ち合わせ、最初の手続きを終えて、ひと区切り。
やらなければいけないことはたくさんありますが、少し肩の荷が下りたような気持ちです。
さて、京都市内を後にして向かった先が、大津です。
振り返ってみると、この日は不思議と「時間」と向き合う一日になりました。
先祖代々受け継がれてきたお墓のことを考えた後に、千年以上前の歴史に触れ、そして現代を生きる成瀬あかりの物語をたどる旅の始まりです。
◆成瀬とかるたの聖地、近江神宮へ⛩️
今回念願だった『成瀬は天下を取りにいく』のシリーズの聖地巡礼で、最初に訪れたのは近江神宮です。
たくさんのファンを持つシリーズですが、一章を読み進むのがもったいないと感じるほど、主人公の成瀬あかりが次に何をやるんだろう、どんなワクワクをくれるんだろう、と楽しみに読ませていただいた、私も大好きなシリーズです。
作中、高校生の成瀬が打ち込んでいた競技かるた。
大会の舞台となる大切な場所が、近江神宮です。
一時ハマって映画を全部見た”ちはやふる”でも聖地ですよね。
訪れたのは土曜の午後。
境内には七五三の家族連れがちらほら見えましたが、全体には静かな空気が流れていました。
観光地というより、地域の人々に大切に守られてきた神社という印象です。
楼門や本殿を眺めながら歩いていると、成瀬たちもこんな風景の中にいたのだろうかと想像して、物語を一気に身近に感じます💖
さてさて、私はもともと歴史が大好き。
駅から近江神宮へ向かうまでの道中にも史跡や由緒ある場所が数多くありました。
近江神宮は、琵琶湖西岸にあった古代の都「近江大津宮」の跡地に近い場所に建てられているそうで、整備された「近江大津宮」の跡地があちこちに。
気になる場所を見つけるたびに足を止めて説明板を読み、由来を調べながら歩きます。
大津は古代から交通の要衝として栄え、多くの歴史の舞台となってきた土地。
成瀬の聖地巡礼のつもりで訪れたのに、気がつけば歴史散策も楽しんでいました。
古代に思いをはせる時間も楽しめるので歴史好きの方には、ぜひ寄り道をしながら歩いていただきたいエリアです。
◆時計館宝物館で「時間」を考える⌚
近江神宮で特に印象に残ったのが時計館宝物館。
最初は正直なところ、「せっかくだから見てみよう」くらいの気持ちでした。
ところが展示を見ているうちに、すっかり引き込まれてしまいました。
近江神宮に祀られている天智天皇は、日本で初めて漏刻、つまり水時計によって時を知らせたと伝えられています。
私たちはスマートフォンを見れば一瞬で正確な時間が分かりますが、昔の人はどんな感覚で時間を感じていたのかと考え始めると、かなり深い!
太陽や月、季節の移り変わりを敏感に感じたりして、きっと時間というのは、自然と結びついたものという概念だったのかなぁ、と考えたり。
時計の展示を見ながら、いつの間にか古代の人々の暮らしについても思いを巡らせたりしてしまいました。
さらに現代の時計メーカーと近江神宮とのつながりを知り、千年以上前から現代まで「時間」というテーマが受け継がれていることにも感慨を覚えました。
お墓じまいを終えた後だったこともあり、「時間」や「受け継ぐこと」をいつも以上に考えさせられた気がします。
◆近江勧学館で感じた本物の緊張感
続いて神宮に隣接している近江勧学館へ。
訪れた日は、運よく競技かるたの練習が行われていました。
札を払う鋭い音。
張り詰めた空気。
本で読むのと実際に見るのとでは、まったく違って、静かなのに熱気がある独特の世界でした、そしてカッコ良い💖
なりきりスポット、笑!
成瀬も高校時代、この空気の中で札を払っていたのかと思うと、物語の世界がぐっと現実に近づいた気がしました。
神社とはまた違う意味で、神聖な空間!
歴史と物語が交わる場所でした。
今回の大津訪問は、成瀬の聖地巡礼が目的でしたが、実際に訪れてみると、天智天皇ゆかりの地としての歴史、時計館で考えた「時間」、近江動学館で感じた競技かるたの熱気そして、目的の成瀬あかりという物語。
歴史と物語が自然に交わる場所が、近江神宮だったように思います。
このあと私は、初めて見る琵琶湖へ向かいました。
想像をはるかに超えるその大きさに驚くことになるのですが、それはまた次回に続きます。