かつて銭湯として使われていた建物をリノベーションした空間で、重厚な唐破風の屋根が今もそのまま残っています。
入口に立った瞬間から、「今日はゆっくりしよう。」そんな気持ちになれる場所です。
店内へ入ると、天井の高い開放的な空間に、美しいタイルやレトロな照明。
どこか異国を思わせるモザイク柄と、長い年月を重ねた木の温もりが不思議と調和していて、時間がゆっくり流れていきます。
私がいただいたのは、サラサ名物のプレートランチ。
大きなエビフライにハンバーグ、たっぷりのタルタルソース。
ボリューム満点なのにどこか懐かしく、丁寧に作られた洋食の美味しさに思わず笑顔になります。
食事を楽しみながら、おしゃべりをして、笑って。
そんな時間が一番のごちそうなのかもしれません。
今回一緒に行ったのは華組OGの一色華菜子さんと。
お腹が満たされたあとは、すぐ隣の雑貨屋さんへ。
作家さんの器やアクセサリー、小さな暮らしの道具たちが並び、見ているだけでも楽しい空間でした。
そして帰り道には、Little CHIMOへ。
小さなバタークリームロール専門店で、季節の素材を使ったケーキがショーケースに美しく並びます。
くるみやラムレーズン、柚子、レモンなど、どれも京都らしい優しい味わいが感じられて、お土産にもぴったりでした。
京都には、有名な観光地がたくさんあります。
でも私は、こうして目的地を決めすぎず、街を歩きながら気になるお店に立ち寄る時間が好き。
何気なく笑って、美味しいものを食べて、「また来ようね」と話しながら歩く。
そんな何気ない時間こそ、心に一番残る思い出になる気がします。
また京都の街を、ゆっくり歩きたくなりました。