自身でブランドを手がけていたこともあるほど、ジュエリーを愛する佐田真由美さん。インティメートなコレクションから"今の私らしい"アイテムをレイヤードして。
佐田真由美
ヴィンテージも、ラグジュアリーもジュエリーはその人の人生を映し出すもの
「ジュエリーや時計は、ずっと同じものをつけるより、気分で毎日つけ替えたいタイプ。今は華やかなゴールドよりも、シックなホワイトゴールドやシルバーに惹かれます」。そんな静かな輝きが主役になるよう、洋服はモノトーンですっきりと。ゾウやホースシューなど、ラッキーモチーフを選びがちという佐田さん。リングは年齢を重ねるごとに、ボリュームのあるものが似合うようになってきた。時計は「小ぶりのロレックスをブレスレット感覚で。ぴたっと手首に添う女性らしいサイズ感もポイントです」
Necklace(Elephant) : enasoluna
Necklaces(Silver ball) : Indian jewelry
Necklace(Heart) : Tiffany & Co.×Supreme
Watch : ROLEX
Bracelet : HERMÈS
Ring(Right hand) : FRED
Ring(Left hand/Triple) : Cartier
Ring(Left hand/Horseshoe) : TENDERLOIN
Earrings : enasoluna
Top : TODAYFUL
Pants : ENOF
Shoes : Repetto
想いやストーリーがつまったジュエリーは”PEACEのかたまり”
ジュエリーに惹かれるようになった原点は、16歳で訪れたシアトルのアンティークショーでした。そこで出会った小さなパールのリングが、忘れられないほどかわいくて。当時の私には決して安いものではなかったけれど、思いきって手に入れました。その輝きが、洋服とはまた違うかたちで心を豊かにしてくれることを知ったんです。
自分のジュエリーブランドでも、ただ着飾るためのものではなく、つける人の想いや物語に寄り添うものを作りたいと思っていました。ジュエリーや時計には“受け継いでいける”という魅力もありますよね。自分の娘たちにそんな想いを残せるのもうれしい。
今改めて、ジュエリーって“PEACEのかたまり”だと思っています。新しいもの、ヴィンテージのもの、手に取りやすいもの、憧れて手に入れたもの、大切な人から贈られたもの……そのすべてが特別で幸せで、それらを自由にミックスすることで、自分だけのジュエリーの表情が生まれる。全部"いいもの”である必要はなくて、何をつけているか以上に、どう重ねて、どう自分らしく見せるか。そこに、その人のセンスや人生が映るのだと思います。
佐田さんにとって大切なジュエリー。
「時代を越える名品も、ヴィンテージも、ラグジュアリーなダイヤモンドも、それらを手に入れたストーリーもひっくるめて、全部が自分らしくて愛いとおしい」。クラッチバッグ型チャーム(左)は、佐田さんが手がけたジュエリーブランド、enasolunaの10周年で制作したもの。中に入った女性の必需品のミニチュアは、すべて本物の天然石が使われた贅沢な逸品。ダイヤモンドを敷きつめたリング(右下)は、ジュエリーの制作技術を競う大会で日本人初の金メダルを獲得したジュエラー「HIROUMI」が制作。「今の自分にはまだまだ憧れの存在。これが似合う女性になるのが目標です」
Bone cuff : Tiffany & Co.
Ring : enasoluna
Necklace : Chrome Hearts
Charm necklace : enasoluna
さだ まゆみ●’77年生まれ。3歳からモデル活動をはじめ、雑誌から広告まで幅広く活躍。俳優のほか、現在はコスメブランド「THE FLOWER SHOP」のディレクターも務めている。
撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) ヘア/Dai Michishita(beauty direction ) メイク/佐々木貞江 ヘア&メイク/黒田啓蔵(Iris) モデル/佐田真由美 取材・原文/東原妙子 ※掲載アイテムは私物のためショップへの問い合わせはお控えください ※エクラ2026年6月号掲載