40代、50代の中には髪の量が多くて硬く、広がりやすい髪質の人もいます。そんな人はどうしたらいい? ルアラの美容師、角薫さんに、おしゃれな美髪に見えるヘアスタイルを作るコツを教えていただきました。今回は、広がって扱いにくい髪を「まとまりよく見せる」カットテクや、サロンでのケアをご紹介。
多い・硬い・太い髪をカットでコントロールして上品なショートヘアに
今回、ヘアモデルになっていただいたのは小島敦子さん(56歳・組織開発コンサルタント)。
※2024年8月9日時点でのプロフィールです。
小島さんの髪は「量が多くて硬い髪質。伸びるのが早く、1カ月に一度はカットしないと、広がってスタイリングしにくくなってしまう」のだとか。企業の上の立場にいる人と会う機会が多い仕事のため、こまめにカットして清潔感を保つことを心がけているそう。
「8年くらい前に角さんにショートにしていただいて以来、信頼して通っています」という小島さん。扱いにくく悩み深い髪質を、すっきり上品でまとまりのいいショートにする秘訣を、角さんに解説してもらいました。
【Before】
髪の量が多く、広がってまとまりにくそうに見えます。
【カット】内側の髪をしっかり減らしてメリハリあるシルエットに!
「量が多くて広がりやすい髪は、しっかり毛量をコントロールして膨らみを抑えます。特に髪がたまりやすい耳の後ろは丁寧に。毛量を減らすときは、髪の表面部分でなく内側を調節します。表面には長い髪を残しておくことで、なめらかさとツヤを損なわず、まとまりもアップ。レザー(かみそりのような片刃のはさみ)を使い、髪を削ぐようにカットすると、髪が伸びたときにもなじみがよくなります」(角さん)
フロントを横分けにし、おでこを出すことで清潔感を意識。ふんわりトップ&キュッと締まった短い衿あしで、メリハリのあるシルエットを作り、視線を上に集めて間延び感を回避しているのも、若々しく見える理由です。
【カラー】なんとノーカラー。サロンでのこまめな頭皮洗浄が白髪予防対策にいいのかも
白髪がないという小島さん。この黒髪はノーカラーで自毛を生かしているのだそう。
「白髪のない、この黒髪の状態は自分でも気に入っています」(小島さん)
白髪のストレスがないのは、40代、50代の白髪に悩む人が多い世代にとってはうらやましいことですね。
「白髪や髪やせなど、大人の髪悩みにはいろいろな要因が考えられますが、対策のひとつとして健康な頭皮環境があります。
小島さんはサロンで頭皮洗浄を定期的に行っているため、健やかな頭皮が保てているのかもしれません」(角さん)
【スタイリング】ドライするときに「ふんわりしたベース」を作っておけば、スタイリング剤をつけて整えるだけで形が決まる
しっかりした毛量調節と、髪を先細シルエットにするレザーカットをしたことで空気感を出しやすくなり、時短スタイリングがかなうスタイルになりました。
小島さんはもともとハリとボリュームのある髪質。これは、ふんわりしたシルエットを作るために大きな財産になるもの。
「髪を乾かすとき、トップの毛束を持ち上げながら根元に温風を当てて、ボリュームが出るようにします。頭のハチまわりや衿あしの髪は広がりやすいので、逆に手で押さえながら、タイトになるように乾かして。スタイリング剤は、まず髪の内側にバームをしっかりなじませて、重みで広がるのを抑え、髪全体にはオイルを塗布してツヤをプラスします。黒髪なので重く見えないよう、束感が出るように手ぐしで整えます」(角さん)
毛量が多くて広がる髪でも、キレイなショートヘアができるのはカット次第。フレッシュなショートは頭がコンパクトに見えて、全身のスタイルがよく見えるという効果も。
おしゃれな雰囲気づくりにもひと役買いそうです!
【担当した美容師】
角 薫(すみ かおる)さん
ヘアサロン「RUALA(ルアラ)」 ディレクター/ヘアデザイナー
年齢とともに髪の状態が変わってきた女性の悩みに寄り添い、そのときになりたい髪型を提案してくれる頼れる美容師。エクラ世代なので、大人の髪悩みに対してリアルな答えを出してくれます。
担当したヘアサロン「RUALA(ルアラ)」
RUALAの“ALA”はイタリア語で翼、ハワイ語で道のこと。来ていただいたお客さまには羽を伸ばしてゆっくりリラックスしてほしい、スタッフには未来へと続く道を進んで羽ばたいてほしいという思いがこめられているそう。女性美容師が多く、一人一人のライフスタイルに合わせたデザインはもちろん、美と健康を考えた頭皮ケアにも力を入れています。
住所:東京都渋谷区代々木5-67-6 松浦ビル 3F
公式サイト
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初出:OurAge 2024/8/9