大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜

福島→山形→新潟と一泊ずつのドライブ旅行。アラフィー好みの大人の宿をご紹介…の一泊目♡
主人の休みに合わせた夏旅行、神奈川県の自宅から出発。

各県一泊ずつ、チェックアウトしては次の宿泊先に車を走らせるので、途中の観光はお届けできず…。
でも大満足のお宿ばかり✨
これから三回、楽しんで読んでくださると嬉しいです。
おとぎの宿米屋
最初のお宿は福島県須賀川市にある『おとぎの宿 米屋』。
まるでおとぎの森で過ごすような、心とからだのリゾート。
リピーターがすごく多いという情報あり。
おとぎの宿米屋
おとぎの宿米屋
ロビーでまったりとウェルカムドリンク(種類豊富!)を頂きながらチェックイン。

ドリンク提供のお宿は多いけれど、急いでお部屋に案内されすぎて、「まだ全然飲んでへん」と思うときも。

ここは声かけのタイミングが絶妙で、ゲストをよく見てはるね(と主人が言っていた)。
森のおへそ
お土産ショップ「森のおへそ」を横目に
離れ
荘厳さを感じる通路は、プライベートスイートの離れ 88(全6室)に続いています。
離れ88
おとぎの宿米屋
ぬくもりがあって、居心地のいい空間。
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_8
おとぎの宿米屋
広い窓の向こうには露天風呂。
おとぎの宿米屋
浴槽はかなり広め。
森の中で、極上のバスタイムが楽しめます。

米屋の客室は全室源泉かけ流し温泉付。
美容液のようなとろみの湯。
おとぎの宿米屋
室内にも立派な檜風呂&シャワーがあって、ここからササッとバルコニーの露天風呂に移れます。
おとぎの宿米屋
冷蔵庫内フリー、他にお菓子も
おとぎの宿米屋
緑いっぱい。

音戯の森
いつでもドリンクが楽しめるラウンジ「音戯の森」。
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_15
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_16
音戯の森
音戯の森
デトックスティーで澄みわたる感。

おとぎの宿米屋
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_20
楽しみにしていた足湯。
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_21
ほっこりします。
浴衣で入ったほうが、なんか雰囲気出たかな。
足湯
そばに、おみくじがあったので…
  • 足湯

    ↑それぞれ、ひきました

  • 大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_23-2

小吉、くくりつけよう。

  • 大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_24-1

  • 大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_24-2

米屋の大浴場には、それぞれに内風呂2つと露天風呂2つがあります(朝晩交替制)。
珍しい源泉ミストサウナも!
美肌温泉と言われるだけありますね。

◆ おとぎ会席 ◆

ホームページを見て、ワクワクしていたこちらの夕食。

おとぎ話をモチーフにした「おとぎ会席」。

その時々でおとぎ話のセレクトも変わるから、リピーターが多い宿というのも納得です。
ももたろう
行ったときは『ももたろう』がテーマ。
福島県の箸置き
福島県の形の箸置き
落ち着いた個室でいただきます。

『どんぶらこっ』

おとぎ会席
流れてきたのは大きな大きな桃でした。

…いえ、これはなんと桃に見立てた胡麻豆腐。
もちもち。
ビーツで色をつけたそう。
口に運ぶと温かかった、意外な一品。
おとぎの宿米屋
主人がオーダーした日本酒のペアリング。
口当たりは大好きなので、少しだけいただきました。

『のどかな今日は』

おとぎ会席
おじいさんは山へ芝刈に、おばあさんは川へ洗濯に…とお話にあるように、
お皿の上で山のもの、川のものを表しています。

左上の夏野菜は刈った柴に見立てて。

ほおづきの中のお芋コロッケや味噌とうもろこし天、美味しい〜。

おとぎの宿米屋
さぁ、一皿食べるごとにストーリーが進んでいきますよ。

『思いがけぬこと』

スープ
見たこともない大きな桃が流れ着き、中から元気な男の子…そら、思いがけぬこと。

冬瓜とフカヒレのスープ、コクがあって美味しい。
🍑はビーツのうずら卵だよ。
途中ライムで味変して、楽しいスープ。

『ひとつ私にくださいな?』

鬼退治に向かう桃太郎と動物たちが出会い、仲間の印にきび団子をあげます。

笹のきんちゃくを広げると、そこには…
  • 串を抜くと…

    串を抜くと…

  • パラッと開いた。

    パラッと開いた!

おとぎの宿米屋
中には季節のお造りが!

イカの手まり寿司や「うにぎり」も最高。

『いざ、行こう』

舟に乗り、鬼ヶ島へ向かいます。
おとぎの宿米屋
 ↑牡蠣殻を鬼ヶ島に見立てて。

(わたしの牡蠣はタチウオに替えてくださってます)
おとぎの宿米屋
茄子の舟に乗っているのは…
桃太郎(トマト)、
犬(大根)、
猿(さつまいもチップス)。
そして、飛んでいるのはキジ(人参)。
物語を短く語りながら、配膳してくれます。
お話上手で、感じのいいスタッフさん。

『やっつけろ!』

桃太郎たちが勇敢に鬼に立ち向かいます。
トマトすき焼き
短角牛のトマトすき焼き♥
トマトすき焼き
テーブルの側で作って、器に入れて渡してくださいました。

お肉が甘く、そしてトロける。

玉ねぎやズッキーニも、いいアシスト。

『鬼の目には』

鬼は、もう悪さしませんと涙を流しました。
ところてん
お口直し。
ところてんが涙なのかな?
(なんかロマンチック)

『宝をどうぞ』

許してくれたお礼にと、鬼たちから宝物をもらいました。
あゆごはん
鮎と生姜ごはん。

鮎は縁起がよく、神前に供えられる魚だそうですね。
  • 大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_40-1

  • 大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_40-2

そのままでも、お茶漬けでも。
甲乙つけがたいわ~。

『しあわせな日々を』

村に帰り、皆しあわせに暮らしましたとさ。
めでたし めでたし♪
あんみつ
米屋のあんみつ、きび団子のせ
メロン

季節の味をおとぎ話で彩ってもらったような会席。

「コースをストーリー仕立てで」ってきっと作るのが難しい……
けれど、料理人の皆さんはやり甲斐があって、アイデアを出し合ったりが楽しいだろうなぁ。

目に愛らしいだけではなく、お味が実力派なディナー、ごちそうさまでした。


浴衣
浴衣など3種の部屋着
夕食中にターンダウンサービスもしてくださり、快適なお部屋でぐっすり眠った夜。

✤✤ ✤✤ ✤✤ ✤✤
おはようございます。

昨夜と同じ個室にて
テーマは『発酵で、きれいになる朝ごはん』。
木のトレイの上には、6種の発酵おかず。
自家製の発酵調味料で作ってくださってます。
おとぎの宿米屋
おとぎの宿米屋
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_45
おとぎの宿米屋
   蒸し器↗
おとぎの宿米屋
え、え、
ビヨーンと伸びたよ、急須が。

こんな蒸し器内蔵の、初めて見ました。
急須の中身は美味しいトマトスープ、
メインは川俣シャモと温野菜です。

おとぎの宿米屋
銀鱈の西京焼、

平飼いたまごの白っぽいだし巻き←お米を食べているから黄身が白いらしい

釜炊きごはん(天栄村産)、

ほっこり美味しいお味噌汁(有機大豆を煮て発酵させた自家製味噌)

ゆっくり朝食を頂いて、お部屋でダラっと休憩してからチェックアウトへ。

お部屋を出ると、途中お掃除担当の方に何人か声をかけられ、「荷物をお持ちしましょうか?」と。
3泊4日のスーツケース(夫婦2人分)が目立ったのかもしれませんが、ほんとにホスピタリティあふれるお宿でした。
誰が何担当とかではなく、ゲストのことを想ってくれている感じがしました。
大人の夏TRIP 福島編 〜おとぎの宿米屋〜_1_49
とっても寛げた、また来たいお宿。
『おとぎの宿 米屋』をあとにし、次は山形県に向かいます。
NIPPONIA 白鷹 源内邸もお楽しみに〜。
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N♡RIK♡

N♡RIK♡

神奈川県在住の専業主婦。透明感も色気もあるアラカンを目指してみたいアラフィーです。ファッション・グルメ・美容が昔からずっと好き。きらきらした物や場所、人に惹かれます。

Instagram:nori_unicorns

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