【飛田和緒さんの絶品鍋】食べたいときに手早く作れる「豚肉のしょうが鍋」&「卵と青菜の豆乳鍋」

具材の数が少なくても満足できる大人の小鍋料理。料理家 飛田和緒さんが、しょうがや豆乳などのヘルシー素材を取り入れた「豚肉のしょうが鍋」と「卵と青菜の豆乳鍋」のレシピを伝授。
Profile
飛田和緒さん

飛田和緒さん

料理家。体に優しいほっとするレシピが人気。ひとり娘が大学進学で家を出て、再び夫婦ふたり暮らしに。ひとりごはんやふたりごはんを楽しむ日々。近著に『お餅の便利帖』(東京書籍)

「小鍋は食べたいときにさっと作りたいことが多いですね。だから基本は肉や魚介などのタンパク質素材、プラスひとつか2つくらいの野菜で。具材の数を減らすと下ごしらえの手間も減って、手早く作れます。青菜などのほか、豆乳や豆腐などヘルシー素材も取り入れて。味つけは昆布だし+塩をベースにして、ほかの調味料を少し足す感じ。昆布だしはそのつどとるのは大変なので、水出しにすると簡単! 冷茶ポットなどに昆布と水を入れ、冷蔵庫に2時間〜ひと晩入れておくだけなのでおすすめです」

さわやかなしょうがの香りが鮮烈 豚肉のしょうが鍋

大量のしょうがは薬味というより、具として食べるので体が温まる! せん切り野菜の食感と、豚肉のうま味を吸った春雨がよく合う大人の鍋。

豚肉のしょうが鍋

材料(2人分)
豚バラ薄切り肉…200g
キャベツ…1/4個
しょうが…100g
春雨…50g
昆布だし…800㎖
塩…小さじ1/2
薄口しょうゆ…小さじ2

作り方
❶豚肉は2〜3等分の長さに切る。キャベツとしょうがはせん切りにし、しょうがは水に5分ほどさらす。

❷春雨はぬるま湯につけてもどし、軟らかくなったら食べやすい長さに切る。

❸鍋に昆布だしを入れて温め、塩と薄口しょうゆで調味する。①、②を入れ、アクをとりながら火を通し、取り分けていただく。

落とし卵と豆乳がクリーミーな味 卵と青菜の豆乳鍋

豆乳の中で卵と青菜をコトコト煮込む鍋。卵の火の通り具合やくずし方はお好みで。黒酢をかけるともろもろっとなって独特の食感に。

卵と青菜の豆乳鍋

材料(2人分)
卵…2個
小松菜…2株
豆乳(無調整)…600㎖
塩…ふたつまみ
薄口しょうゆ…小さじ1
黒酢…適量

作り方
❶小松菜は3㎝長さに切る。

❷鍋に豆乳を入れて中火で温め、沸騰してきたら弱火にし、卵をひとつずつ割り入れる。軽く混ぜて小松菜を入れて煮て、塩、薄口しょうゆで調味する。小松菜に火が通って卵が好みの火の通り具合になったら、取り分けて黒酢少々をふっていただく。

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    基本は肉や魚介などのタンパク質素材、プラスひとつか2つくらいの野菜で、食べたい時にさっと作ることが多いという飛田さん。具材の数を減らすと下ごしらえの手間も減って、手早く作れる鍋料理をご紹介。今回は、「油揚げと青菜のしゃぶしゃぶ」ほか2品のレシピを。

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