【クリスマスの簡単おもてなしレシピ】食卓が一気におしゃれに!「牛スネ肉のドライいちじく入り 赤ワイン煮込み」

人と集まる機会が多くなる年末年始。おもてなしが成功する一番の秘訣は、作り慣れた料理をお出しすること。長いイタリア暮らしで「おもてなしの極意を学んだ」という古澤千恵さんが、食卓の主役になる肉料理レシピを教えてくれた。
Profile
古澤千恵さん

古澤千恵さん

ふるさわ ちえ●鎌倉・長谷のイタリア料理店『OLTREVINO』マダム、アンティーク店『OVUNQUE』店主。イタリアの食や暮らしを伝える著書多数。左は夫でシェフ、ソムリエの古澤一記さん、中央は愛犬ラーラ。

「牛スネ肉のドライいちじく入り 赤ワイン煮込み」

時間がおいしくしてくれる煮込み。いちじく風味のソースもごちそう

煮溶けたドライいちじくが肉汁と合わさり最高のソースに。生のいちじくを軽くバターソテーして加えてもよい。上質な牛肉で作るクリアな煮込みは、みずみずしさ、透明感を感じさせるバルバレスコのワインと

牛スネ肉のドライいちじく入り 赤ワイン煮込み

材料(3〜4人分)

牛スネ肉(マリネする)…1.8㎏

〈マリネ用〉

 赤ワイン…約1カップ

 塩…180g(肉の重量の10%)

 こしょう…少々

〈煮込み用〉

 玉ねぎ…中2個

 にんじん…2本

 セロリ…1.5本

 赤ワイン…1.5~2本くらい

 にんにく…適量

 オリーブオイル…適量

 塩…適量

ドライいちじく…10個前後

作り方

❶スネ肉を前日にマリネする。赤ワインと肉の重量の10%の塩、こしょう少々を肉に揉み込み、スネ肉の繊維がてろんとなるくらいマッサージをして、冷蔵庫でひと晩寝かす。

❷煮込み用の鍋にたっぷりめのオリーブオイル、にんにくを加え、弱火でじっくりとにんにくのうま味を出す。うま味が出たらを小さめにカットした、玉ねぎ、にんじん、セロリを入れる。塩をし(この時点でおいしい味くらいの塩をする)、蓋をしてうま味を出す。野菜が透明になってくったりするまで火を入れる。

❸フライパンでスネ肉の表面を焼き固める。

❹②の鍋に焼いたスネ肉を入れる。


❺④の鍋にマリネ液の残りと、肉が隠れるくらいの赤ワインを加え、オーブンペーパーで落とし蓋をして3〜4時間煮込む(目安は赤ワインが半分になるくらい)。

❻肉を取り出して、ソースをムーラン(裏ごし器)で濾(こ)す。

❼ソースにドライいちじくを加える。ソースに甘味がにじみ出たところでいちじくを取り出す。

❽⑦の鍋にスネ肉を戻し、ソースと煮込んでなじませる。スネ肉を切り分けても、かたまりのままでもOK。

牛スネ肉のドライいちじく入り 赤ワイン煮込み
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