人気スタイリスト村山佳世子さんが提案する“ブリッジアウター”で秋を始める着こなし五選

シャツにさらりと重ねるだけで秋のムードが漂うのがいい

朝晩に肌寒さを感じる頃にぴったりなのが、ウェアラブルジレ。柔らかいニット素材はシャツに重ねて、きりりと着るのが秋の初めに似合います。ベージュ、白、カーキとワントーン系でまとめると、この時期にちょうどいい軽やかさに。冬にはニットの上に、さらにはコートの上に重ねることもでき、これ一つで着こなしにバリエーションがつきます。（村山さん）

袖を通せばジレ、通さずにストールと2倍使えるウェアラブルジレ。濃淡ベージュのバイカラーは見せる部分で印象が変わるのもいい。ウェアラブルジレ￥39,000・シャツ￥26,000・パンツ￥26,000・バッグ￥49,000・靴（参考商品）／SANYO SHOKAI （マッキントッシュ ロンドン）

季節の変わり目に重宝な撥水アウターでアスレジャーな装いを

秋もスポーツマインドは引き続き人気です。シャカっとした、艶やかで軽い素材のブルゾンは、ブリッジアウターとしての実用性もありつつ、トレンド感もあるので重宝。この素材ならピンクも甘くならず、逆にスポーツカジュアルにならないのでおすすめです。大人がスマートに着るためにはきちんと感をプラスすること。きれいめパンツで上品に。（村山さん）

撥水加工を施したブルゾンは小さく畳めるパッカブル仕様なのに、サテンのように艶やか。冬にはインナーダウンと重ねても。ブルゾン￥53,000・ニット￥39,000・パンツ￥29,000・バッグ￥39,000・靴（参考商品）／SANYO SHOKAI （マッキントッシュ ロンドン）

カーディガン以上のきちんと感。ニットジャケットはフェミニンな白を

白は、爽やかにトーンアップしてくれ、しかもフェミニンに見せてくれる色。ちょっと長め丈もすっきりと軽やかなイメージになります。ネイビーも白との組み合わせで、ぐっと女らしい雰囲気に。ニットジャケットは室内でも着られ、冬にはコートと重ね着もできるのが頼もしい。そういうものこそ、明るい色を選ぶと、着こなしが華やぎます。（村山さん）

ネックラインとポケットにトリミングを効かせたシンプルな仕立て。前はファスナー開きで、はおってもスムーズ。ニットジャケット￥59,000・ニット￥24,000・パンツ￥26,000・スカーフ￥15,000／SANYO SHOKAI （マッキントッシュ ロンドン）靴／スタイリスト私物

フリースなのにエレガント。使い勝手のいい軽やかコート

フリースと言えばカジュアル素材の代表。でも、グログランリボンのトリミングとサッシュベルトで、ぐっと女らしいアウターにシフトアップ。ラフさと上品さのバランスが、とにかく絶妙です。モコモコとした素材にはとろみのあるスカートを合わせて異素材コーディネートを。ちょっと上位置にベルトを締めると旬のモードな装いが完成します。（村山さん）

フリースの１枚仕立ては軽くて着心地もラク。冬にはベルトを外してさらりと着れば、インナーコートにも。コート（フェイクレザーベルト付き）￥43,000・ニット￥25,000・スカート￥33,000・バッグ￥50,000／SANYO SHOKAI （マッキントッシュ ロンドン）靴／スタイリスト私物

きれいめの薄軽キルティングコートはオンにもオフにも！

キルティングだけれど、ほんのりAラインシルエットとシックなカーキで上品な印象。オンにもオフにも活躍して、しかもパンツにもスカートにも合う、ヘビロテ確実なアウターです。きれいめだから、センタープレスのパンツとも好相性。カジュアルを意識せず、ベーシックな色使いにすると、品のよさが際立ちます。袖から見えるチェック柄も可愛い。（村山さん）

フードは取り外し可能で、外すとスタイリッシュなスタンドカラーに。インナーを調整すれば冬まで暖か。コート￥59,000・Tシャツ￥9,000・パンツ￥36,000・バッグ￥53,000・靴（参考商品）／SANYO SHOKAI （マッキントッシュ ロンドン）