海外で活躍してきた和食の料理人の、創意工夫ある味を楽しむ『麻布 さおとめ』

西麻布の路地を入ったところに、寿司と和食のお店が誕生。店主の五月女広之さんは、ヨーロッパと香港で20年にわたり和食の料理人として活躍。香港では11年間、ミシュラン一ツ星を維持した実力派だ。

『麻布 さおとめ』

店主の五月女広之さんは、昨年帰国し、日本で満を持してご自身のお店を開店。

メニューはおまかせコースだけで、旬の食材をふんだんに使い、シンプルながら海外仕込みの技がそこここに。例えば、炊いたフカヒレを揚げてしっかりした口当たりと凝縮した風味を表現。締めのウニご飯にはバターとパルミジャーノを隠し味に、黒トリュフをたっぷり削りかけて。ウニとトリュフの濃密な風味は記憶に残る味になるはず。寿司も得意な店主がコースの中盤に、3貫ほどにぎってくれるのもお楽しみだ。

海外で培ったセンスと熟練の技を楽しめる貴重な一軒、覚えておいてほしい。

香港のお店でもスペシャリテとして一番人気の「ウニご飯」。炊き上がったウニご飯の上に、目の前でトリュフをたっぷりかけてくれる

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お椀は毛蟹のしんじょう。蟹の身がたっぷり入ったしんじょうの上にバチコをのせて

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樹齢200年の吉野檜のカウンター。器の美しさも必見

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金目鯛の炙り。花わさびとポン酢のジュレを添えて。わさびの葉を葉蓋にして、涼やかさを演出

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五月女さんの出身地、栃木県佐野市の第一酒造の特別純米原酒「みがき」。ふくよかな香りとまろやかな味わい
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穏やかにお話しされる五月女広之さん
穏やかにお話しされる五月女広之さん

東京都港区西麻布3 の1 の9

☎03・5843・0537
18:00〜22:00 ㊡日曜

コース¥23,000〜(税別)
※店舗の営業時間等は変更が生じる場合があります。

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