香り、食感に技アリ! ぷりぷりエビとイチゴ、ディル&じゃがいものオーブン焼き【濱守球維の小皿つまみ】

料理家の濱守球維さんが、“デキる”小皿つまみを伝授! 定番のエビマヨをおもてなし風にアレンジした「ぷりぷりエビとイチゴ、ディル」。カリカリ食感とハーブ、にんにくの香りが堪らない「じゃがいものオーブン焼き ポルトガル風」を紹介。
Profile
濱守球維(はまもりたまい)

濱守球維(はまもりたまい)

料理家。濱守球維(たまごはん©)料理教室主宰。ビギナーから料理上手までが通う教室は予約至難の人気。雑誌等へのレシピ提供、ケータリング、イベントやワークショップまで食の分野で幅広く活動。

ぷりぷりエビとイチゴ、ディル

ぷりぷりエビとイチゴ、ディル

定番・エビマヨをおもてなし風にアレンジ。果物、ハーブに加え、洋酒でジュニパーの香りを添えたら大人の欲望を刺激するおつまみが完成。

材料(4人分)

エビ…10~12尾
イチゴ…10個
ディル…1/2パック
揚げ油…適量
片栗粉…大さじ2
卵白…1個分
マヨネーズ…大さじ2
コンデンスミルク…大さじ1弱
ジン…小さじ1
レモン果汁…1/4個分
黒こしょう…少々

作り方

❶エビは背わたをとり、殻をむいて塩(材料外)を揉み込んで洗い、水気をきっておく。イチゴはヘタをとって1/2に切る。ディルは葉の部分のみを刻んでおく。

❷ソースを作る。ボウルにマヨネーズとコンデンスミルクを入れて混ぜ合わせ、ジン、レモン果汁を加える。

❸卵白を角が立つぐらいまで泡立て、片栗粉を混ぜ合わせ、衣を作る。

❹ビニール袋に①のエビと片栗粉(分量外)を入れて振り、薄く粉をまぶす。

❺④に③の衣をつけ、170℃の油で揚げる。バットで油をきり、ひと呼吸おいてから②に入れてソースをからませて、①のイチゴ、ディルを合わせる。皿に盛り、ひきたての黒こしょうをかける。

じゃがいものオーブン焼き ポルトガル風

じゃがいもの オーブン焼き  ポルトガル風

手でつぶして作るカリカリ食感。ハーブ、にんにくの香りと、サワークリーム“+α(プラスアルファ)”のソースで「あとひと口」が止まらない。

材料(4人分)

じゃがいも(キタアカリ、シャドークイーン)…各3個
にんにく…2片
タイム…6本
オリーブオイル…大さじ6
サワークリーム…1パック(90㎖)
コチュジャン…小さじ1
塩…適量

作り方

❶じゃがいもはよく洗い、皮つきのまま蒸し器で串が刺さるくらいまで蒸す(30~40分目安)。触れるくらいまで冷めたら品種(色)別にビニール袋に入れ、タオルなどではさんで、手で押しつぶす。

❷サワークリームにコチュジャンを混ぜ合わせ、ソースを作っておく。

❸耐熱皿を2枚用意し、①のじゃがいもを種類ごとに入れて、それぞれににんにく1片、タイム3本を加え、オリーブオイル大さじ3を回しかける。200℃のオーブンで30分焼く。②を添えて、できあがり。

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    おいしいものを、誰かと一緒にいただく。シンプルな幸せがとても愛おしく感じられる昨今。そんな一年を華やかで、温かく、豊かに締めくくりたい。料理、お菓子、しつらえのアイデアをセンスあふれる3人のかたがたに教えてもらいました。大切な人も、自分も、幸せになれる時間をどうぞ。

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