夏から初秋へ、おしゃれを少しずつシフトしたい時期に頼りになるのが「黒パンツ」。同じ黒パンツでも、素材感や合わせる色を変えるだけで、軽やかな夏スタイルからシックで洗練された秋の着こなしへと印象をチェンジ。海外マダムの初秋に取り入れたい黒パンツコーデをピックアップ。
主役級バッグを引き立てるための黒のワンツー
【ミラノ】Valentina Frugiuele/Getty Images Europe:ゲッティイメージズ提供
スカイブルーのバッグを主役にしたオールブラックコーデを披露。トップスは、ローゲージの立体感で表情をつけた半袖ニットシャツを採用。裾のボタンはあえて留めず、黒の緊張感を和らげて。ちょっと肌見せを楽しんでも、センタープレス入りのハイウエストパンツなら、きちんと感は損なわない。
【パリ】Edward Berthelot/Getty Images Europe:ゲッティイメージズ提供
コンパクトなTシャツに、レザーパンツをスタイリング。上品見えするスラッシュドネック×フレンチスリーブの効果で、レザーの強さを軽減。さらにヌーディな足もとで抜け感を添えたバランスは、季節の移行期にぴったり。手もとのミニマルな装飾品が、洗練度を高める。
文/横溝桃子 ※webエクラ2026年8月公開記事
中国のヴィンテージブラウスはネイビーを選び、品よくまとめるセンスに脱帽!
アレッサンドラ(ファッションデザイナー/ミラノ)
日本人レストラン前で、友人と待ち合わせ中だったアレッサンドラをキャッチ。さらっとまとったブラウスは、実は中国のヴィンテージのものだそう。個性的な意匠のアイテムも、シックなネイビーを選ぶことで上品に着こなしています。アクネ ストゥディオスのクロップド丈パンツに端正なローファーを合わせ、知性とセンスが薫る装いに。黒の巾着バッグはプラダのものだそう。
撮影/Mari Shimmura(パリ) Tomoyuki Tsuruta(ミラノ) 取材/Atsuko Tanaka(パリ) Megumi Takahashi(ミラノ) ※webエクラ2026年8月公開記事
シアーな赤で、涼やかな抜け感をメイク
【ミラノ】Christian Vierig/Getty Images Entertainment:ゲッティイメージズ提供
赤と黒の強いカラーブロックを素材選びによって中和し、クールなコントラストヘ。トップスは、赤の華やかさを生かしながら、シアーな素材がこなれた抜け感を引き立てる。ボトムは、サテンパンツを選択。艶やかな黒の効果で、秋らしくてリュクスな見た目をかなえる。
鉄板コーデはシアーシャツに変えて今らしく
【ニューヨーク】Christian Vierig/Getty Images Entertainment:ゲッティイメージズ提供
白シャツと黒のセミワイドパンツの組み合わせは、オンオフを問わない万能コーデ。シャツをシアー素材に変えるだけで、一気にあかぬける。軽やかなトップスに対して、ボリュームのあるパンツがメリハリをつけて引き締め役に。シルバーのクラッチバッグが存在感を放ち、スタイリッシュなたたずまいが完成。
軽やかにまとう晩夏のオールブラックコーデ
【バルセロナ】Christian Vierig/Getty Images Entertainment:ゲッティイメージズ提供
長いケープが特徴的なトップスは、透け感のある素材なら重たさが回避され、晩夏にも最適。そこに艶感が上品なサテンパンツをはき、陰影豊かなオールブラックコーデに仕上げた。手もとにはパテントレザーのバッグをセレクト。しなやかな装いにエッジを加えた。
優雅なシアートップスが主役のフェミニンスタイル
【パリ】Christian Vierig/Getty Images Entertainment:ゲッティイメージズ提供
立体的なドレープが美しいトップスは、透け感のある素材と相まってフェミニンなムードが上昇。控えめなベージュを、エレガントに仕上げた。クラシカルな黒のハイウエストパンツがマッチし、全体に緩急をつけながらシルエットでも魅せる。あえてアクセサリーはつけず、知的さをアピールして。
文/横溝桃子 ※webエクラ2026年9月公開記事