白髪を染めても、すぐに生え際や分け目が気になってしまう……。そんな50代の髪悩みには、白髪をただ隠すのではなく、伸びてきた白髪との境目が目立ちにくいヘアカラーがおすすめ。白髪を自然になじませながら、50代の髪を素敵に見せてくれる「今どきヘアカラー」をご紹介。
髪が傷みにくい「白髪ぼかし」ヘアカラー
白髪カラーリングの定番となってきている“白髪ぼかし”のテクニック。もっと手軽に、ダメージを少なくトライできないかというリクエストに応えTOMIさんが提案してくれたのが、表面だけを明るくするテクニック。一見、ハイライトを入れているように見えるけれど、実は表面と内側でカラートーンを変えることで、筋状に見えるように調整しているそう。
表面は8トーンのシアーベージュ。そして内側は6トーンのマロンベージュでカラーリング。白髪が気になる表面を明るめにすることで、根元が伸びてきてもしばらくは目立ちにくく、白髪ぼかし効果が長持ち。そして特筆すべきは、2トーンの差をつけていることでハイライト風のデザインになり、立体感まで得られること。通常のカラーを使用しているのでダメージも最小限。白髪悩みの救世主となる新提案だ。【担当/TOMIさん(Un ami shibuya) モデル/平井 玲さん(アパレルブランドディレクター)】
| 髪質 | くせ |
| 太 多 普 | 弱め |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
ハイライト風に見せるためには、ストレートヘアのデザインを組み合わせるのがおすすめ。表面の髪にヘアオイルをなじませて束感をつくるのがスタイリングのコツ。毛束を演出することで、ハイライト風のデザインをさらに強調できる。
撮影/ナラ(vale.) 取材・文/松井美千代 ※webエクラ2026年1月公開記事
脱・白髪染め「ハイライト×ファッションカラー」
全体を白髪染めするほどじゃないけど、隠しきれなくなってきた。そんな"まばら期”をのりきる方法が、ハイライト×ファッションカラー。全体に細かくハイライトを入れて白髪の存在感を消し、その上にベージュブラウンを重ねることで全体が“グレージュ”のようなおしゃれ色に。透明感を演出しやすく、カラー頻度も減らせるので、髪ダメージの予防にもつながる。
【担当/CHIEさん(PearL) モデル/若林祐規子さん(主婦)】
【Side】
【Back】
【POINT】
ウィービングという手法で微細にハイライトを入れているので、白髪とハイライト毛の差がなく、自然な仕上がり。ハイライトを目立たせたくない人にも。
伸びてきた白髪となじみやすい「暖色系カラー」
大人の女性に人気のあるヘアカラーピンク。そんなおしゃれ色を大人でも取り入れやすく、白髪カバーにも生かすために選んだのが「ピンクベージュ」。ベージュをミックスすることで、伸びてきた白髪との境目があいまいになりやすく、さらに甘さが引き算され洗練された印象に。暖色カラーなので髪を豊かな印象に見せる効果もあり、ボリューム不足に悩む人にもおすすめ。
【担当/NAOMIさん(EMMA) モデル/宇野泰子さん(会社員)】
【Side】
【Back】
【POINT】
ピンクとベージュのカラー剤を、その人の髪質に合わせて割合を変えているそう。ピンクにはツヤアップ、柔らかい印象、透明感アップといった効果も。
根元白髪が増えたら「アッシュ系カラー」
増えてきた白髪がなじみやすい太めのハイライトを施し、その上からアッシュ系カラーを重ねている。白く伸びてくる根元の髪と、くすみカラーのアッシュは濃淡差がつきにくく、伸びてきても目立ちにくいメリットが。髪を軽やかに見せる効果があるので、重めのマッシュショートと相性抜群。
【担当/岩元俊介さん〈カット〉・岩上晴美さん〈カラー〉(カキモトアームズ麻布台ヒルズ店) モデル/小林香織さん(ドラマー)】
【Side】
【Back】
【POINT】
その人の白髪の状態やヘアスタイルに合わせて、トップから放射状に太めのハイライトをON。太めだとツヤと上品さをキープしやすいのもうれしい。