なんとなく顔がくすんで見えたり、疲れているように見えたり……。40代・50代になると、髪のボリュームやシルエット、顔まわりのバランスひとつで、顔の印象まで変わって見えることも。大切なのは、今の自分に似合う髪型で、顔まわりを明るく整えること。すっきりとした清潔感と華やかさをかなえる、40代・50代の好印象ヘアをピックアップ。
顔周りが明るく見える「ショートヘア」
ゆるめパーマでおしゃれ印象をアップ
トップがつぶれる、動きが出ないという、エクラ世代に多い髪悩みを解決でき、かつ洗練された印象への更新に有効なパーマ。ショートの場合は中間から巻き、毛先を逃して極ゆるな動きに。ほのかな揺れ感を形状記憶させれば、老け見えは回避。【担当/田中祐次さん(k.e.y GINZA) モデル/生山アキさん(主婦)】
【Side】
【Back】
【サロン情報】
k.e.y GINZA
☎03・3543・7252
https://key-hair.com/
大人の可愛らしさ「丸みショート」
うねりやパサつきといった髪のエイジングサインに加え、繰り返すカラーリングで、上品さを邪魔する黄みが髪色に出やすいエクラ世代。そこで「GARDEN」の鈴木さんが提案するのは、ラベンダーベージュの寒色カラー。黄みとくすみを自然に飛ばしながら、ツヤもプラス。丸みを帯びた柔らかいボブとの相乗効果で、みずみずしさと上品さが共存する落ち着いた雰囲気に。【担当/鈴木菖さん(GARDEN) モデル/松下佳代さん(小唄師範)】
| 髪質 | くせ |
| 普 多 普 | あり |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
黄色の補色であるラベンダーカラーを施すことで、髪色を自然に、つややかに補正。カットは、長さを残したグラデーションボブをベースに、目尻から外に向かう流れを作り、うねりを活かしたニュアンスをプラス。
撮影/山崎ユミ 取材・文/三上六花 ※webエクラ2026年4月公開記事
清潔感のあるコンパクトな大人ショート
ボリュームアップして見せたい、けれど過剰なボリュームは老けて見えそう……。そんな大人ショートの迷いどころを解決してくれるのがこのコンパクトショート。ポイントは“小さいシルエット+ゆるい動き”の組み合わせ。マッシュベースのシンプルなレイヤーショートに、表面に動きを出すレイヤーを仕込んでいるのがポイントに。このレイヤーを入れたトップのみにゆるいCカールのパーマを仕込んで、表面の毛束を自然に動かすシルエットに調整を。
全体のシルエットはコンパクトでファッションの似合わせにも効く、洗練された印象。ヘアケアやスタイリングで水分やツヤをプラスすることで、さらにスタイリッシュな雰囲気に。【担当/田中祐次さん(K.e.y ginza) モデル/RISAさん(医療従事者)】
| 髪質 | くせ |
| 細 多 柔 | 弱め |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
奥行きとボリュームを演出する表面のパーマは、放射状に落ちるように大きなCカールになるように施すのがポイント。高さだけでなく、前後の奥行き感も出せるように調整するのが大切。
撮影/ナラ(vale.) 取材・文/松井美千代 ※webエクラ2025年7月公開記事
ヘアカラーで肌が明るく見える「ボブヘア」
グラデーションとレイヤーで軽やかボブ
「もともと毛量が多い人は、年齢が上がるにつれうねりや広がりが加わり、ますますまとまりにくく。おさまりがいい印象のボブでも、バランスを間違えると野暮ったく見えることがあります」と、「marr」の代表・masatoさん。そこで提案するのが、肩ギリギリの長さのボブラインは生かしつつ、内側はグラデーション、表面にはレイヤーを入れて軽やかに仕上げたデザイン。上から被せたようなレイヤーがくびれシルエットを作り、小顔見せを実現。カラーは、白髪の気になる根元はグレイカラーでしっかり色を入れ、それ以外はファッションカラーで発色を重視。明るめのブルーサンドベージュが、柔らかな雰囲気を醸し出す。【担当/masatoさん(marr) モデル/三浦麗子さん(主婦)】
| 髪質 | くせ |
| 太 多 硬 | あり |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
頬骨が隠れる長さで作った前髪は、レイヤーを入れて透け感と動きを底上げ。フロント部分の根元を立たせながら大きめのマジックカーラーでリバースに巻くと、かき上げたような毛流れになり、骨格をカバーできる。
【サロン情報】
marr(マール)
東京都目黒区中目黒3の12の19幸來路ビル3F
TEL:03・6412・7503
https://marr-hair.com/
サロンインスタグラム @marr_salon
撮影/ナラ 取材・文/斉藤裕子 ※webエクラ2025年12月公開記事
シャープさと女らしさが叶う「ワンレンボブ」
スタイリッシュでシャープな印象が好みの人たちから人気が高い、切りっぱなし風の重めボブ。かっこよさの中に女性らしさを加味するため、レザー(カミソリ)でカットをして、毛先のシルエットにまろやかさを出すよう工夫することで洗練度がさらにアップ。そしてエクラ世代ならではの工夫が、フォルムのウエイトを少し上めに設定すること。頭の形をよくみせ、リフトアップやスタイルアップもサポート。カラーもあえての5トーンで暗めブラウンに設定し、シャープな印象を引き立てて。
スタイリングはヘアオイルやバームを全体になじませて、ツヤをまとわせるのがこのスタイルには正解。モードやトレンド感の演出と、髪のまとまりやツヤ出しを両立できるので、髪悩みを抱えていても取り入れやすいのが嬉しい。【担当/髙田 昌宏さん(tender) モデル/彩弥さん(会社員)】
| 髪質 | くせ |
| 普 多 硬 | 弱め |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
重くなりすぎないよう、後頭部のシルエットに丸みを足して、ボリュームゾーンを上げるのがポイント。フロントからは切りっぱなし風のかっこいいスタイルだが、サイドからのシルエットは骨格補正も叶えてくれる。
撮影/ナラ(vale.) 取材・文/松井美千代 ※webエクラ2025年7月公開記事
ハイライトで肌も明るく見えるボブヘア
ハイライトでの白髪ぼかしが人気を集め、ヘアサロンでも50代からのオーダーが増えているそう。そこで齋藤さんが教えてくれたのが、派手に見えず自然にカバーする方法。
今回のモデルは前髪に白髪が多いタイプ。そこでフロントを中心にブリーチでハイライトを入れ、白髪の少ない後頭部に向かって、徐々にハイライトの本数を減らし、グラデーションのように陰影をつけていくのが1つ目のポイント。そして上から8トーンの「グレージュ」を重ねていくのが2つ目のポイント。この「グレージュ」こそが重要!白髪の色に馴染みやすくコントラストがつきすぎない、肌の色をくすませない、髪色の赤みを抑えられる、トレンドのファッションにも似合うと、メリットづくしの旬カラー。色が抜けてきた後もコントラストが目立ちにくく、色が長持ちするなど、白髪悩みにはこれ以上ないほどの最適解!【担当/齋藤佳奈さん(uka 東京ミッドタウン六本木) モデル/加藤蘭さん(会社員)】
| 髪質 | くせ |
| 普 多 普 | 弱め |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
ハイライトでの白髪ぼかしは、ぺたっと見えやすいストレートボブに立体感をプラスできるのも魅力。スタイリングは、バームとオイルを中間から毛先に馴染ませるだけのシンプルさも嬉しい。
【サロン情報】
uka 東京ミッドタウン 六本木《ウカ トウキョウミッドタウン ロッポンギ》
東京都港区赤坂 9の7の4 東京ミッドタウン ガレリア 2F ビューティー&ヘルスケアフロア
☎︎03・5413・7236
https://uka.co.jp/salons/midtown/
齋藤さんインスタグラム @kanasaito_uka
撮影/ナラ(vale.) 取材・文/松井美千代 ※webエクラ2025年7月公開記事