街がにぎわい、心躍るお出かけの季節へ。人と集(つど)う日こそ、気負わずとも華やかさが薫る、センスのいいドレスアップスタイルを目ざしたい。パンツが描くしなやかなエレガンス、ワントーンを鮮やかに彩るさし色、スカーフで遊ぶ自由な感性。大人の魅力を洗練させる3つのアプローチを、スタイリスト・池田敬さんと紐解く。
人と集う、心躍る日は華足しアイテムでセンスよく!
Takashi Ikeda/トラッドを軸に旬を効かせた、華やかさと小粋な遊び心のあるスタイリングで、エクラが描く理想の女性像を体現。ファッションプロからの支持も厚い。
Ayumi Sugiura/レセプションや会食などのオフィシャルなシーンからプライベートまで、ほぼパンツ派。“パンツで華やかスタイル”は、自身のこの冬のテーマ。
杉浦 年末に向けて、人と会う機会も増える季節。「どうしたらがんばらずに素敵にドレスアップできるのか」という大人の本音をよく耳にします。
池田 “華やぎを足す”といっても、特別なものを重ねる必要はないんです。いつものスタイルにさりげなく特別感をしのばせる。そのくらいが大人にはちょうどいい。
杉浦 確かに、センスよく映える人って、ほどよい抜け感と余裕がある気がします。以前はドレスアップというとワンピースのイメージでしたが、今はもう少し自由ですよね。
池田 そう。パンツだって十分ドラマティックに装えるし、ワントーンスタイルにはさし色をひとつ。スカーフもあしらい方しだいでいつもの服が印象的になります。大切なのは、全部を華やかにせず、どこかひとつを効かせ、あとは潔く引く。そんな余裕が大切。
杉浦 これみよがしではないのに、なぜか素敵に見える。そんな人からは、おしゃれを楽しむ気持ちや、自分らしく装う余裕が伝わってきます。がんばりすぎず、自分自身の魅力を軽やかに伝える――エクラ世代こそ、そんなドレスアップを目ざしたいですね。
辛口と華やかさをかけ合わせて今どきのエレガンススタイルに
ネイビー×カーキの辛口配色に、パンツにレースの繊細さをしのばせて。さらにスカーフでリッチな華やぎを。異なるエッセンスをかけ合わせる巧みさが、大人をセンスアップさせる。
コート¥836,000/アマン(サスフィ) ニット¥55,000/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) パンツ¥53,900/ADORE スカーフ¥97,900/エルメスジャポン(エルメス) バッグ¥434,500/コロネット(ランバン) 靴¥147,400/メゾン・ディセット(マローンスリアーズ)
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) ヘア/Dai Michishita(beauty direction) メイク/佐々木貞江 スタイリスト/池田 敬 モデル/SHIHO 取材・原文/松井陽子 撮影協力/オークラ東京 ※エクラ2026年12月号掲載