Web éclatをご覧の皆さま、こんにちは。
先日、家族で和歌山電鐵の「たま電車」に乗って、貴志駅までプチトリップしてきました。
和歌山に住んでいると、つい“車移動”が当たり前。
目的地へも、効率よく、最短距離で向かってしまうことが多いのですが、この日はあえて電車で。
しかも乗るのは、ただの電車ではなく、“乗ること自体が目的になる”コンセプト列車です。
和歌山電鐵の「たま電車」に乗って貴志駅へ
狙っていないノスタルジックさ。それも魅力の一つ。
和歌山電鐵の「たま電車」
ホームに入ってきた瞬間から、子どもたちは大興奮。
白い車体に描かれた猫たちを見つけては、「あそこにもいる!」と大騒ぎです。
そして車内へ入ると、そこはまるで“猫のテーマパーク”。
座席や照明、カーテン、床のデザインに至るまで、至るところに猫モチーフが散りばめられていて、思わずキョロキョロ。
木の温もりを感じるインテリアも心地よく、ローカル線とは思えないほど洗練された空間です。
本棚スペースには猫にまつわる本が並び、小さな美術館のような雰囲気も。
「移動時間を楽しむ」という発想そのものが、なんだか贅沢に感じました。
普段なら車であっという間の距離。
でも、ゆっくり揺られながら景色を眺め、駅に停まるたびに空気が変わるのを感じていると、“目的地へ向かう時間”そのものが、家族の思い出になるのだなあと改めて実感しました。
至る所に楽しい仕掛けが
根来塗りのお子様椅子とテーブルに、落書きゾーン!ここは電車の車内です
和歌山の特産品の紹介も電車に併設されています
終点の貴志駅へ
貴志駅の駅舎は、猫ファンにはたまらない。猫耳付き!!
和歌山では知らない人がいないほど有名な“たま駅長”。
もともとは駅で暮らしていた一匹の猫でしたが、廃線危機にあったローカル線の救世主として駅長に就任し、全国的な人気者となりました。
現在の駅舎は、猫の顔をモチーフにしたデザイン。
屋根にはちょこんと耳がついていて、その愛らしさに子どもだけでなく大人も思わず笑顔になります。
こちらの駅長は4代目の「よんたま駅長」たいせつにされているからか、ふくよかな体型に見ているだけでほっこりしちゃう💛
駅にはカフェも併設されていて、木の温もりを感じる空間はどこかほっとする居心地の良さ。
観光地でありながら、時間がゆっくり流れているような感覚があります。
さらに驚いたのが、先代のたま駅長。
亡くなったあと、“たま大明神”として駅舎内に祀られているのです。
猫駅長が“神様”になるというストーリーもハチャメチャですが、地元のみんなに愛されているのがよくわかりますよね!
併設のお土産屋さんからも、駅長さんの働きぶりを見ることができます。
ここでしか買えないたま駅長グッズも沢山
和歌山電鐵は、観光列車として人気を集める一方で、地元の方々にとっては今も大切な“生活の足”。
学生さんやご高齢の方が自然に乗り降りする姿を見ていると、この路線が単なる観光資源ではなく、地域の日常を支えている存在なのだと感じます。
神様になった、たま駅長。いまも見守ってくれています。
帰りに乗ったのは、梅干し電車(笑)。和歌山といえばですよね!
湖畔カフェZEPHYRに寄り道
帰りには、大池遊園近くの湖畔カフェ「ZEPHYR(ゼファー)」へ。
湖を眺めながらいただく窯焼きピザは格別。
かつて遊園地として親しまれていた場所だけあって、今も広々とした自然が残されており、湖を囲む景色にはどこか懐かしい空気感があります。
木々が風に揺れ、水辺が静かに光る風景を眺めていると、時間の流れまでゆっくりになるよう。
和歌山市内から少し足を伸ばしただけとは思えないほど、穏やかで開放感のある空間です。
40㎝ほどあるパリッパリのピザは、生地から一枚一枚窯で焼いて届けてくれます!平日には、予約しておくとピザともちもちパスタの食べ放題もとっても美味しくってお得で、家族で愛用させていただいています!
この日はテラス席で!大池を眺め、風を感じながらいただくランチは最高
40㎝ほどあるパリッパリのピザ争奪戦!!!
クワトロフォルマッジも軽い生地なのでペロリと食べられてしまいます
かつて遊園地として親しまれていた場所だけあって、今も広々とした自然が残っています
最近、「ふー」ができるようになった弟君です(笑)
店内は大きな窓から湖を望むことができ、自然の景色そのものがインテリアのよう。
焼きたての窯焼きピザをいただきながら、家族で「気持ちいいね」と何度も言ってしまうほどの心地よさでした。
“どこか遠くへ旅行”ではなくても、自然の中で深呼吸できる場所へ行くだけで、こんなにもリフレッシュできるのですね。
和歌山には、まだまだこうした素敵な場所がたくさんあるのだなあと、改めて感じた休日でした。
春のツイードコーデ
この日は、家族でのお出かけだったので、“頑張りすぎない大人カジュアル”を意識したコーディネートに。
ローカル線の旅は座る時間も長いため、リラックス感はありつつ、どこか品よく見えるバランスを意識しました。
デニムスタイルにジャケットを羽織るだけでも、ほんの少しきちんと感が加わるので、大人世代にはやはり頼れる存在。
たま電車の遊び心ある世界観とも相性がよく、肩の力を抜いた休日スタイルになりました。
自然の中へ出かける日は、動きやすさだけでなく、“景色になじむ服”を選ぶのも楽しいものですね。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。