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MEGUMI
MEGUMI
神奈川県在住。テレビの現場での経験を経て、現在はパーソナルスタイリストとして活動しています。 夫、娘、息子の4人家族。 年齢にとらわれず自由に心地よい装いを楽しむ毎日です。 日常が少し前向きになるきっかけをお届けできたら嬉しいです♪

【国立新美術館】夏休みスタート♪ えっ、座っていいの!? 大人も子どもも楽しめる無料の「名作チェア」体験。

ピンクの服を着た女性が、木製の床の上に置かれた椅子に座り、窓の外を眺めている。背景には大きなガラス窓と白い金属製の構造があり、自然光が室内に差し込んでいる。

華やかさを日常に。
ファッションの力でマインドを整える♪MEGUMIです。




実は私、ファッションと同じくらいインテリアや建築物も大好きなんです🎶




先日、森英恵展で訪れた六本木の国立新美術館。美術館に入る前からすでに心が躍る場所なんです。

白い壁に赤い抽象的なデザインと「THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO」の文字が書かれた看板

訪れるたびに目を奪われるのが、建物そのものの美しさ。

木製の歩道が広がり、左側に縦長の白い壁、右側にガラスの建物と白い柱が並ぶ通路。遠くに一人の女性が歩いている。

建築家・黒川紀章氏が手がけたこの建物のコンセプトは「森の中の美術館」です。波打つ巨大なガラスのカーテンウォールと内部の逆円錐形のデザインが特徴で、周囲の木々や空を映し込み、時間や季節によって全く異なる表情を見せてくれます。


そんな美しい光が差し込む館内へ一歩足を踏み入れると、さらなるお楽しみがあります。

館内を歩いていると、ふと目に飛び込んでくる美しいデザインの椅子たち。


「えっ、これ座っていいの…?」と一瞬ためらってしまうほどの名作家具が、実はあちこちに自由に座れる状態で置かれているんです。



それでは、名作の世界へ🎶

天然素材の籐製チェアが壁沿いに並ぶ木製フロアのコーナー

CH25 Lounge Chair

デンマークの家具デザイナー、ハンス J. ウェグナーが1950年に発表した名作 CH25です。



CH25は、ハンス J. ウェグナーが当時のカール・ハンセン&サンの社長宅に3週間滞在し、開発した最初の椅子シリーズの一つ。
1950年に発表されカール・ハンセン&サンの新しい流れを作ったシリーズです。




それまでの椅子にはなかった大胆で彫刻的なフォルム。
70年以上経った今も色あせることなく、世界中で愛され続けています。

背もたれから脚部へと流れるようにつながる美しいフレームは、思わず見惚れてしまうほど。

さらにびっくりするのは、座面と背もたれに使われている「ペーパーコード」です。



戦後の物資不足の中で、新しい素材として採用されたペーパーコードは、一脚あたり約400メートルも手作業で編み込まれています。その製作には熟練の職人でも約10時間を要するといわれています。


現在の価格は仕様によって異なりますが、約58万円〜です。
近年は、原材料費や輸送費の高騰などの影響もあり、価格が年々上昇しています。
  


  
1脚約58万円として、5脚で約290万円ですね!

ベージュの革製座面と木製の背もたれを持つモダンな椅子が、ダークウッドの床の上に置かれている

CH07 Shell Chair

木製の床に、赤と木色の椅子とテーブルが配置された休憩スペース。中央には丸いテーブル、周囲には椅子が置かれている。背景にはガラス張りの窓と、金属製の階段がある。
赤いフレームにベージュの革張りの椅子が2脚、木製の床に置かれている。背景には大きな窓と、遠くに人々が見える。
木製の脚とベージュ色の座面・背もたせを持つアームチェア。背もたれは緩やかな曲線を描き、座面は丸みを帯びている。

こちらも、ハンス J. ウェグナーが1963年に発表した「CH07 シェルチェア」




鳥が羽を広げたような優雅なフォルムと、まるで浮遊しているような軽快さが魅力のラウンジチェアです。




発表当時は、そのあまりにも革新的なデザインが時代を先取りしすぎていたため、製作されたのはわずか数台だったといわれています。



その後、1998年にカール・ハンセン&サンによって復刻されると高い評価を受け、今ではウェグナーを代表する名作のひとつとして愛され続けています。



上質なレザークッションと美しい木製フレームがやさしく体を包み込み、低めの座面と絶妙な背もたれの角度が、驚くほど自然な座り心地を叶えてくれます。



友人を待つひととき、この椅子に身を預けているだけで、何気ない時間までもが特別なものになりました。



美しいデザインと心地よさを兼ね備えた、まさに時代を超えて愛される一脚です。



正規販売店(カール・ハンセン&サン)での価格は、仕様(木材やレザーの種類)によって異なりますが、おおよそ 55万円〜65万円前後 が目安となります。 

木製の椅子数脚が並んだ明るいフロア、ガラスの欄干と木製の床が特徴の広々とした空間

CH24(Yチェア)

ハンス J. ウェグナーが1950年に発表した「CH24」



通称「Yチェア」として世界中で愛され続ける、北欧デザインを代表する名作椅子です。



私自身も以前、リビングで愛用していた大好きな一脚。



特徴的なY字型の背もたれと、職人の手仕事によって丁寧に編み込まれたペーパーコードの座面は、美しさと快適な座り心地を兼ね備えています。見た目以上に軽く、日常使いのしやすさも魅力です。



素材や仕上げのバリエーションも豊富ですが、国立新美術館で使われているのはオーク材のオイル仕上げ。



現在では仕様によって価格は異なりますが、16万円台から購入できるモデルもあります。



世界中で愛され続ける理由は、その普遍的な美しさと、暮らしに自然と寄り添う心地よさにあるのだと、改めて感じる一脚です。




木製のベンチが並ぶ明るい廊下で、ガラスの欄干から外の景色が見える

CH53 Footstool

こちらもオーク材のオイル仕上げで、シンプルな中にウェグナーらしい美しさが感じられる一脚。



Yチェアのそばには、このCH53がずらりと並び、その組み合わせの美しさに思わず見入ってしまいました。無駄を削ぎ落としたデザイン同士だからこそ調和し、空間全体に北欧らしい温もりと洗練された雰囲気をもたらしています。




現在では仕様によって価格は異なりますが、オーク材・オイル仕上げは13万円台から購入できるモデルもあります。



Yチェアとの相性の良さはもちろん、一脚あるだけで空間に静かな存在感を添えてくれる、そんな魅力を持ったスツールです。

木製の床に設置された黒い革張りのベンチが2脚並んでいる。背景にはガラス張りの吹き抜けと、遠くの建物が見える。

ポール・ケアホルムが1957年にデザインした「PK80」



FRITZ HANSENを代表する名作ベンチで、東京国立博物館本館や東京都現代美術館をはじめ、多くの美術館や博物館で採用されています。国立新美術館でも、その美しい佇まいが空間に自然と溶け込んでいました。



低めに設計された座面と、ほどよい硬さのある座り心地が特徴。無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムでありながら、洗練された存在感を放ち、空間そのものを美しく見せてくれます。



現在では仕様によって価格は異なりますが、200万円台から300万円前後のモデルまで幅広く展開されています。




近年は輸入家具の価格改定が続き…「また値上がりしたのね」と感じることも少なくありませんが。
それでも、この佇まいや時代を超えて愛されるデザインに触れると、その価値に思わず納得してしまいます。



美術館という特別な空間で出会うからこそ、その魅力をより深く感じられる、まさに名作ベンチです。ずらりと並ぶPK80は圧巻の美しさ。


見惚れながらも、「この一脚が約〇〇万円…ということは…」
と、つい頭の中で総額を計算してしまうのは、インテリア好きの性でしょうか…笑。



そんなことまで楽しませてくれるのも、名作家具の魅力なのかもしれません。




木製フロアに白い円形テーブルと椅子が配置されたカフェスペース。カウンターにはメニューと情報パネルがあり、背景に大きな柱と抽象画が設置されている。

ANT™ Chair

アルネ・ヤコブセンが1952年にデザインした「アリンコチェア(ANT™ Chair)」



背もたれから座面にかけての美しいくびれと細い脚。
蟻(アリ)の姿を連想させる、
その愛らしいフォルムから”アリンコチェア”の愛称で親しまれ、多くの美術館や公共施設でも採用されている名作です。



地下フロアには白のアリンコチェア。こちらはラッカー仕上げ。色が変わるだけで空間の印象もぐっと軽やかになります。



現在では仕様によって価格は異なりますが、ラッカー仕上げは7万円台から購入できるモデルもあります。近年は名作家具も価格改定が続いていますね。

オレンジ色の革製のモダンな椅子が並ぶ、木製の床の部屋

Seven Chair

アルネ・ヤコブセンが1955年に発表した「セブンチェア」



アントチェアを発展させて誕生した一脚で、今ではヤコブセンを代表する名作として世界中で愛されています。



一見シンプルなデザインですが、その美しいフォルムは多くの人を魅了し続け、さまざまなリプロダクト品が生まれるほど。正規品を製造しているのは、現在もFRITZ HANSENのみです。



素材や仕上げ、カラーなどのバリエーションも豊富で、長い歴史の中で多彩なモデルが展開されてきました。その普遍的なデザインは、名作椅子を語るうえで欠かせない存在です。



現在では仕様によって価格は異なりますが、塗装仕上げは8万円前後から購入できるモデルもあります。



国立新美術館のカフェで使われていたモデルは、触れた印象では本革ではなく合成皮革のようでした。公共空間では、耐久性やメンテナンス性を考えると、このような仕様が選ばれているのかもしれません。




時代を超えて愛されるデザインは、どんな空間にも自然と馴染み、その美しさを静かに語りかけてくれる一脚です。

赤い革製のモダンなアームチェアで、木製の床の上に置かれている。

Egg Chair

赤い革張りの卵型の椅子と、その隣に置かれた小さな黒い椅子。木製の床に置かれ、背景には白い壁とグレーのテーブルがある。

奥の小さな方がSwan Chair

どちらも、デンマークデザインにおける不朽の名作といえます。ヤコブセンは彫刻家のように、自身のガレージでワイヤーと石膏を使用した試作を繰り返し、シェルの完璧なフォルムを追及しました。



美術館やホテルなど、空間そのものを美しく見せる公共の場にもよく馴染む、彫刻のような存在感があります。



サイズ感はかなり大きく、日本の一般的な住空間で取り入れるには少しハードルが高いかもしれません。
ただ、一脚置くだけで空間の印象を大きく変える、まさに憧れのチェアです。



国立新美術館の展示品は、セブンチェア同様に合成皮革仕様と思われますが、正確な張地は確認できませんでした。



現在の価格は、Swanが約70万円〜、Eggは約120万円〜(仕様・張地により異なります)その価格を知ってしまうと「ちょっと座るのにも緊張してしまいそう」なんて思ってしまいますが…。




目の前にすると、その美しさに思わず納得。時代を超えて世界中で愛され続ける理由がよく分かります。



憧れの椅子です♪

ガラスの円形テーブルと緑色の座面を持つモダンな椅子が木製の床に配置されている

Ice Chair

FRITZ HANSENが初めて手がけた、屋内外兼用のチェア。



現在は残念ながら廃番となっており、新品では手に入らない貴重な一脚です。



この日は、そんな名作チェアに腰掛けながら、友人とサンドイッチをいただきました。



「ICE」という名前には、この椅子を置くことで空間に涼やかさや軽やかさをもたらしたい、そんなデザイナーの想いが込められているそうです。



シンプルでありながら空間にすっと溶け込み、座る人まで心地よい気分にしてくれる一脚。美しいデザインに囲まれて過ごす時間は、それだけで少し特別に感じられました。

【国立新美術館】夏休みスタート♪ えっ、の画像_14

鳥の巣から着想を得て、日本人デザイナー・細野弘通さんがデザインした一脚。



見る角度によっては花が咲いたようにも見える美しいフォルムに、思わず足を止めてしまいます。



シンプルでありながら個性があり、空間にやさしい華やかさを添えてくれる椅子。



現在は残念ながらこちらも廃番となっていますが、美術館でこうして出会えることにトキメキが。思いがけない出会いに、心が弾みます。

木製の棚に本が並び、丸いテーブルと3つの椅子が配置されたモダンな部屋。白と赤の椅子と円形のテーブルが木製の床に置かれている。

こちらはカラフル

ピンクのロングワンピースを着た女性が、コンクリート壁と低木の並ぶ歩道を歩いている。女性は手袋とストライプ模様のトートバッグを持っている。背景にはガラス張りの建物と木々が見える。

美しいデザインに囲まれた一日。


この日私が纏っていた MARIHA の「夏の光のドレス」でした。


初めてその名前を聞いたとき、「なんて素敵なネーミングなんだろう」と心を惹かれた一着です。


カフタン風のデザインに、からだが細くすっきりと見えるよう計算されたシルエット。胸下で切り替えたデザインは、リラックス感のある着心地でありながら、エレガントな印象を叶えてくれます。


そして私が特に惹かれるのは、美しいバックスタイル。背中に生まれる上品な抜け感と、歩くたびにふんわり揺れるシルエットが、後ろ姿まで美しく演出してくれます。


美術館で名作チェアにときめき、MARIHAの一着にも心を奪われる。
時代を超えて愛される美しいデザインって、やっぱり人の心を動かす力があるんだなぁと実感した一日でした✨

ピンクのワンピースを着た女性が、道路を歩いている。右手に黒と白のストライプ柄のバッグを持ち、後ろ姿を捉えている。背景には緑の植栽と白い建物が見える。

美しい建築に心を奪われ、アートに刺激を受け、名作チェアにときめく。


そんな「本物」に触れる時間は、感性を磨いてくれるだけでなく、毎日の装いまでちょっと楽しく、豊かにしてくれる気がします。



ぜひ今日は、お気に入りの一着を纏って、いつもより少しおしゃれをしてお出かけしてみてください。


素敵なものに出会う一日が、いつもの毎日を少し特別にしてくれますように✨

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木目調の床にモダンな椅子を置いた室内。女性がピンクのワンピースを着て窓の外を見上げている。背後には、白い柱とガラス窓が幾重にも連なる構造物がそびえ立っている。

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