アラフィー読者モデル エクラ華組の連載「“心のラグジュアリー”が育つ時間」。第15回は、“ときめき”を大切に美しく健康にエクラ世代を楽しんでいる、フリーランス助産師の根村麻里さん。根村さんが、心の豊かさを育むために大切にしていることについてお話を伺った。
フリーランスの助産師として産後ケア施設に勤務する根村さん。ほがらかな笑顔とこまやかな気くばりは、仕事柄だろう。心が豊かになる時間について聞くと「何かにのめり込むというよりは、おいしいものを食べて、体を動かして、娘との会話でバカ笑いして、ときどき旅行に行って、ストレスをためないようにしていることかもしれません」と答えてくれた。
運動といってもジムにストイックに通うのではなく、愛犬と近所を散歩したり、最寄り駅まで歩いたりと、日々の暮らしの中で自然に体を動かしている。「健康のためでもありますが、緑が多い地域なので歩いていると気分がいいんです」。
テディベアカットが愛らしい愛犬のルークはオーストラリアンラブラドゥードル。9年ほど前に迎え入れた。甘えん坊で根村さんが少し離れるだけでも「置いていかないで」とばかりについていく。
根村さんと話していると、言動に“~すべき”が少ないことに気づく。「あまりこだわりが強くないのかも。たいていのことは“大丈夫”と思ってる」と笑うが、産後ケア施設で相談する母親にとっては、医療者として、子育ての先輩として心強い存在だろう。
「子育てには正解がないのに、便利なはずのアプリやAIからの情報過多で不安になるママも。『あなたらしく、その子らしさを大切に育んでいけば大丈夫』と伝えています。少しずつ自信に満ちて安心される姿を見るとうれしいし、なにより赤ちゃんはかわいい。幸せな場面に立ち会わせてもらえてると感じます」
携わっている産後ケア施設の玩具。「赤ちゃんたちの笑顔やママたちのホッとした表情に触れる瞬間は、癒しと幸せを感じるひとときです」。
ケニアやバリ島、オアフ島、フィレンツェなどで購入したオブジェの一部。「旅先では現地のものを購入して、観葉植物のまわりや玄関などに飾って楽しんでいます。見るたびにそこで過ごした時間や空気が蘇ります」。
photography:Yuka Fujisawa text:Yoko Era(arex) ※エクラ2026年9月号掲載