週末2泊3日のお休みが取れたら、韓国・ソウルへの旅はいかが? 限られた時間で最大限に楽しむためのリアルなスケジュールをスタイリスト・斉藤くみさんが大公開。今回は「ファッション&アート」にスポットを当てたスケジュールをご提案。
スタイリスト 斉藤 くみ
さいとう くみ●仕事やプライベートで年4~5回渡韓。一人旅や中学生の娘との旅も。エンタメも大好きで、’25年に見た韓国ドラマと映画は70本超え。
手ごろな価格で上質な日常着がそろう『MONOHA』や『LE17SEPTEMBRE』、フレグランスの『sujipmihak』など、韓国には独自の世界観をもつショップがたくさん。買い物を堪能しつつ、空間づくりやコラボなどの企画力に刺激を受けます。日本には巡回しない展覧会鑑賞も必須! 次回はダミアン・ハーストのアジア初大規模個展(国立現代美術館で6/28まで)を目的に渡韓予定。ポンピドゥー・センター・ハンファにも大注目!
sujipmihak(スジプミハク)/漢南
伝統的な美意識と現代的な感性が調和したフレグランスを展開するブランド。フラッグシップストアは、漢南洞の裏路地にひっそりとたたずむ一軒家を改築し、’25年8月に誕生した。商品やプロジェクトに合わせた展示が年に2~3回ほど行われ、店内はまるで美術館のよう。シグネチャーは「ポータブル パヒュームセット」(₩93,000)。3種のフレグランスオイルから好きなものを選択し、ネックレスのように携えられる。ほのかに香るのもいいあんばい。
Data
ソウル特別市龍山区大使館路11ギル31
서울특별시 용산구 대사관로11길 31
12:00 ~20:00
㊡旧正月、旧盆、1月1日
https://www.sujipmihak.com/
LE17SEPTEMBRE(ルセプテンバー) 漢南店/漢南
都会的なシルエットで韓国の大人たちにも愛されるブランド。その軽やかな着心地は忙しい日々の中でも自然と心身が整うような感覚をもたらしてくれる。韓屋をモチーフにした漢南店は今年2月にオープンしたばかり。店内には現代美術作家キム・ドンへのアートピースが配されどこか静謐なムードが漂う。’26年夏シーズンの主役は、とろみのあるワンピースやオーガンジー素材を使ったアイテム。ぜひ完売前に手に入れたい。
Data
ソウル特別市龍山区大使館路11ギル8-15
서울특별시 용산구 대사관로11길 8-15
11:00~20:00 無休
https://le17septembre.com/
ポンピドゥー・センター・ハンファ/汝矣島
フランスのポンピドゥー・センターとハンファ文化財団の協業により、6
月4日に誕生する美術館。設計はルーヴル美術館の改修などで知られるフ
ランスの建築家、ジャン=ミシェル・ヴィルモットが手がけた。パブロ・
ピカソやアンリ・マティスなどの名作を有する近現代美術館の伝統的なD
NAを受け継ぎながら、韓国独自の視点での企画展も開催される予定だ。開
館記念展では、ピカソが制作した大型バレエ舞台幕が韓国で初公開される。
Data
ソウル特別市永登浦区63路50 63ビル別館
서울특별시 영등포구 63로 50 63빌딩 별관
火・木・金・日曜10:00~18:00、水・土曜10:00~21:00
㊡月曜、旧正月、旧盆、1月1日
https://www.centrepompidou-hanwha.kr/
MONOHA 西村/西村
静謐な空気と研ぎすまされた”余白”の美しさを表現するブランド。感性が息づく店内には、一過性ではないミニマルさと上質さを兼ね備えたアイテムが並ぶ。’26年春夏のテーマは「長い呼吸」と題し、日常の中で長く呼吸するように寄り添う服を提案する。キーアイテムは、シアー素材のキャミソールやドレープの効いたロングスカート。軽やかな透け感と柔らかな動きが今季の空気感を象徴する。自分と静かに向き合う大人のための場所。
Data
ソウル特別市鍾路区紫霞門路10ギル11
서울특별시 종로구 자하문로10길 11
11:00 ~ 19:30
無休
https://monoha.com/
スケジュール
【1日目】
11:00 金浦国際空港着。タクシーでホテルへ行き、荷物を預ける。
13:30 安国エリアの「無垢屋(무구옥)」で参鶏湯定食の昼食。
15:00 「国立現代美術館」で話題の美術展を鑑賞。
16:30 フレグランス専門店「POINTTWOFIVE・SECOND北村」や西村エリアの『MONOHA 西村』などをチェック。
19:00 「クンキワチッ(큰기와집)」で大好きなカンジャンケジャンを食べる。
21:00 夜の散歩をしながら、「OLIVE BETTER 光化門店」でおみやげなどを
買い、ホテルへ。
【2日目】
10:00 汝矣島(ヨイド)エリアの現代アートの新名所『ポンピドゥー・センター・ハンファ』へ。
12:30 漢南洞エリアに移動し、「parc 漢南本店」で昼食。韓国家庭料理の定食を堪能。
14:00 「リウム美術館」で近現代美術を鑑賞。
16:00 『sujipmihak』『LE17SEPTEMBRE 漢南店』「MOIA」「Recto」など
のファッション関連のお店をめぐる。
19:00 弘大エリアに移動し、韓国料理居酒屋「ミロ食堂(미로식당)」で夕食。
【3日目】
10:00 龍山エリアの「オイルジェ(오일제)」のワカメスープを朝食に。
11:30 狎鴎亭エリアに移動し、肌再生専門の韓方クリニック「メディカルオー」でスキンケア治療。
13:30 「ウガ(우가)」で炙りユッケビビンバを食べる。
15:00 「TWELVE」でおみやげなどの買い物をする。
16:30 ホテルを出発。
19:55 金浦国際空港から帰国。
撮影/Youngwoong Yim 取材・原文/二俣愛子 コーディネート・取材協力/Seungho Heo Shinhae Song 藤本千治(TANO International) ※₩(ウォン)1=約0.1円(’26年5月12日現在)、定休日の記載にない場合も1月1日、旧正月、旧盆は休館・休業の可能性があります。詳細はホームページやインスタグラムなどでご確認ください ※エクラ2026年7・8月合併号掲載