45歳で踏み出した、思いがけない一歩
釜山旅行3日目。
この旅の一番の目的の日を迎えました。
実は今回、韓国の女子高で「笑顔の力」について講演をさせていただくための渡航でした。
きっかけは、昨年秋口に高校の校長先生からいただいたあるご相談でした。
「最近の生徒たち、教室であまり笑っていないんです。笑顔についてお話ししてほしい」
その言葉を聞いた瞬間、言葉の壁の心配や不安はなく「やってみたい!」という気持ちの方がずっと大きく、半年の準備期間をいただきお引き受けしました。
韓国語は旅行会話ができるかどうかという程度。
それでも、一度引き受けたからには全力で向き合いたい。
そうして私のやる気スイッチは完全にON!!(笑)
そこから始まった半年間。
仕事や子育ての合間を縫いながら、文献を読み、資料を作り、何度も内容を見直し、翻訳作業へ。
少しずつ講演の形を作り上げていきました。
韓国の女性たちはCOOL BEAUTYがお好き?
皆さんは、韓国の美しい有名人やインフルエンサーというと、どんな印象をお持ちでしょうか?
韓国の若いインフルエンサーやスターたちを見ても、日本の女の子のような満面の笑顔というより、どこかクールで洗練された表情が印象的だと思っていました。
もちろん、それも韓国の美しさの一つの形でもあります。
でも、これは単なる流行でしょうか?
その背景には何があるのだろうと調べていくうちに、韓国社会が抱える現実も見えてきました。
韓国は日本以上の学歴社会。
中小企業が少ない韓国では、大企業や公務員といった狭い門をみんなが目指しているとも言われています。
学力は世界トップレベル。
同時に青少年の幸福度ランキングは最低レベル。
幼い頃から受験や成績と向き合い、親は子供の教育費のために必死に働く。高校生になると睡眠時間を削りながら勉強に励む日々。
高校三年生の約50%は4時間程度しか眠っていないというデータもあります。
調べれば調べるほど、「笑わない」のではなく、「笑えない環境」があることを知りました。
科学的根拠に基づき、笑顔が脳や体に及ぼす影響を紐解いていきます。
だからこそ私は、彼女たちに伝えたいと思ったんです。
笑顔は誰かのためだけではなく、自分自身を元気にする力を持っていること。
講演では、脳科学の視点からも笑顔についてお話ししました。
私たちの脳は、楽しいから笑うだけではなく、笑顔をつくることで安心や幸福感に関わる神経回路が働くことが知られています。
さらには、笑顔になるだけで、学習効率が上がる可能性まであります。
勉強や人間関係、将来への不安など、たくさんのプレッシャーを抱える高校生だからこそ、自分自身を整える小さな習慣として笑顔を知ってほしい。
そんな思いを込めてお話しさせていただきました。
時に爆笑、時に納得。学生さんたちの純粋な反応や知識欲に私も熱が入ります。
徐々に「笑顔が広がる」そんな光景が今でも忘れられません
講演の後半では、実際に笑顔をつくるためのトレーニングを組んでいました。
冷ややかな態度だったらどうしよう!なんて心配はよそに
さすが美容への関心が高い韓国の学生さんたち。
「私もやってみたい!」
「直接教えて!」
そんな声があちこちから上がり、多くの生徒さんが手を挙げてくれたのです。
「痛ー!!」って声と同時に周りのみんなが大爆笑。「私にもやって!!」と沢山の学生さんたちが手を挙げてくれて私も感激!!
最初は少し緊張した表情だった生徒さんたちが、次第に笑い声を上げながら楽しそうに参加してくれる姿を見ているうちに、私自身の緊張もどこかへ。
広い体育館の空気が少しずつ明るく変わっていくのを感じ、「この講演を引き受けて本当によかった」と心から思いました。
痛いのは上手に笑えていない証拠!!楽しいワークでみんなの表情が緩んでいくそんな姿に私も笑顔に
笑顔の力を届けに行ったつもりが、実はたくさんのエネルギーをもらったのは私の方だったのかもしれません。
大人の挑戦
大人になると、新しいことへの挑戦はどうしても億劫になりがち。
「大人だから失敗したくない」
「私には無理」
そんな言葉が、ついつい頭をよぎってしまうもの。
実際、30代後半の私だったら、今回のような挑戦はきっと引き受けていなかったと思います。
わたしは40代に入った頃、ふと考えるようになりました。
仕事や子育てがひと段落してから楽しもうと思っていたら、あっという間におばあちゃんになってしまう!!
「いつか」ではなく、「今やってみたい」と思ったことに挑戦したい。
そう思うようになったのです。
軸をしっかりもって生きてきたエクラ世代の女性は実は芯のある強い女性ばかり!
実は「大人だから失敗しても大丈夫」
失敗しても元の自分の軸に戻ればいいだけ。
「笑う門には福来る」韓国にも全く同じことわざがあるんです
美容医療に携わるようになったことも、エクラ華組に応募したことも、振り返ればそんな小さな一歩の積み重ねでした。
そしてその先で、笑顔の持つ力を深く学び、それを多くの方に伝えたいと思うようになりました。
今回、韓国の女子高校で講演をするという貴重な経験ができたのも、決して突然訪れた出来事ではなく、これまで積み重ねてきた小さな挑戦の延長線上にあったのだと思います。
年齢を重ねると、自分自身の体のこと、親のこと、子どものこと。心配事は少しずつ増えていきます。
それでも、新しい景色を見に行くことを諦めたくない。
わたしの無茶なお願いに、快く「みんなの素敵な笑顔」での写真を撮らせてもらいました♡
今回の旅は、そんな思いを改めて感じさせてくれました。
同じエクラ世代の皆さんも、「少し気になるな」「やってみたいな」と思うことがあれば、ぜひ小さな一歩を踏み出してみてほしい。
その先には、自分でも想像していなかった景色が待っているかもしれません!
一度やってみたかったこと!みんないい笑顔でポージングしてくれて感激です♡
少し長くなりましたが、最後までご覧いただき有難うございました!!