こんにちは!
takakoです。
先日、雑誌『éclat(エクラ)』のWEB特集「エクラ夏の読書部」で、私の愛読書を紹介してもらいました。
「人生に寄り添ってくれる本」と「心地よい刺激をくれる本」という2つのテーマで、二冊取り上げていただきました。
今日はオススメ本の簡単なご紹介をさせていただきます。
まずはこちら。
◆ 「AIは東大に入れるのか」という実験から
新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』です。
本編は、「AI(人工知能)は東大の入試に合格できるのか?」という、何ともワクワクする壮大なプロジェクトから始まります。
結果として、AIは東大には届かなかったものの、有名な私立大学に合格できるほどの驚くべき力を発揮したそうです。
でも、著者が本当に伝えたかったのは、AIの凄さそのものではありませんでした。
◆ タイトルは衝撃的、だけど中身は温かいヒント
「AIに仕事が奪われる」といったニュースをよく耳にする今、「本当に人間に必要な力ってなんだろう?」と考えさせられる一冊です。
タイトルだけ見ると少し衝撃的ですが、中身はこれからの時代を生きる私たちへの温かいヒントが、分かりやすい言葉でたくさん詰まっているように感じます。
本書を通してAIの限界を知ることで、逆に「人間にしかできないこと」や、目の前のことを「丁寧に見つめること」の大切さに改めて気づかされる気がしました。
◆ 「意味を理解する」ということ
AIは膨大な計算や統計は得意ですが、実は言葉の「意味」を理解していない部分も多いそうです。
だからこそ、私たち人間が「言葉の意味を正しく受け取る力(読解力)」を、大切にしたいと思いました。
SNSで流れてくる情報を、なんとなく流し読みしがちな今だからこそ、心に深く響くテーマなんじゃないでしょうか。
◆ 未来を担う若い人たちへ、そして大人の「学び直し」に
本の中では、教科書の文章を正しく読み解くことが少し苦手な子どもたちが多い、という意外な現状にも触れられています。
大人の私たち自身がハッとさせられるのはもちろんですが、これからの未来を担っていく若い人たちにも、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です。
実際私も高校生になった息子に薦めて読んでいました。
言葉を丁寧に読み解く楽しさや大切さが、きっとこれからの人生の「土台」になってくれるんじゃないかな、と。そんなふうに思っています。
単なるビジネス書という枠を超えて、これからの時代をどう心地よく生きていくか、そんな大人の私たちの「学び直し」にも繋がるようなおすすめ本です。
◆ もう1冊の愛読書、テーマは「伝える」ということ
そして、もう一冊紹介していただいたのが、黒住光さんの『人はなぜラブレターを書くのか』です。
綾瀬はるかさん主演の映画の作品ですね。
こちらは打って変わって、言葉にできない大切な想いや、「生きている間に気持ちを伝えること」の大切さを、いくつかの小さな物語を通して丁寧に描いたお話。
読み終えた後に、自分の大切な人の顔がふっと浮かんでくるような、そんな優しい時間を与えてくれる物語です。
私は本を読んでから映画を観に行くのが好きなんですが、観終わった後に自然と涙がでてくるけど、なんだか温かい気持ちにもなる、そんな作品でした。
◆ 心地よい刺激と、人生に寄り添う言葉
今回選んでいただいた二冊は、一見すると論理的なAIの世界と、エモーショナルな心の世界という、とても対照的な作品です。
でも、よくよく見返してみると、この二冊の根底にあるのはどちらも「言葉を大切にする」ということなのだな、と気づかされました。
言葉の意味を雑に扱わず、丁寧に受け止めること。
そして、自分の心の中にある想いを、言葉にしてまっすぐ相手に届けること。
大切な人にはちゃんと気持ちを伝えていきたい。それも「そのうち」じゃなくて「今」なんだと。
どんなに世の中が進歩しても、人と人は結局は言葉を通じて心を通わせないといけないんだな、と改めて感じたとても良い機会になりました。
エクラのWEB特集では、私の本以外にもたくさんの方の素敵なおすすめ本が紹介されています。暮らしや心のヒントになる本がきっと見つかると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
みなさんにとっての「人生に寄り添ってくれる大切な一冊」は何ですか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、ではまた。