一歩足を踏み入れるとそこは、非日常の世界。国の重要文化財など、歴史的建造物で優雅なカフェタイムを過ごせる場所をピックアップ。洗練された空間で、こだわり抜かれたスイーツやティーを楽しめる5店をご紹介。
明治安田CAFE 丸の内
昭和の建造物として初めて重要文化財に指定された明治生命館。昭和9年に建てられ、古典主義様式の最高傑作として高く評価されるとともに、日本の近代洋風建築の発展に寄与した代表的建造物として知られている。昨年11月に1階に公開・展示エリアを拡大し、重要文化財の中でくつろぎながら食事やスイーツを楽しめる「明治安田CAFE 丸の内」がオープン。繊細な装飾と天窓からの光を受けた吹き抜けの大空間で、産地にこだわったドリンクや季節のスイーツを始め、食事や特別なアフタヌーンティーを楽しむことができる。
皇居お掘側から見た明治生命館。四季折々の景観を楽しみながら散歩した後に寄るのにも最適。丸の内エリアの文化発信拠点として、昭和初期の歴史と文化に触れながら、ゆったりとした時間を過ごせる場所だ。
ショートケーキやモンブラン、季節のケーキ(各1,700円)の他、キャラメルパフェ(2,700円)や季節のパフェ(数量限定/3,000円)も。和牛のハヤシライス(2,700円)や、アトランティックサーモンサンドイッチ(2,700円)など、食事メニューも充実のラインナップ。
DATA
明治安田CAFE 丸の内
東京都千代田区丸の内2‐1‐1 明治生命館1階
■営業時間:10:30~18:30(最終注文は18:00)
■定休日:月曜日・火曜日
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三菱一号館美術館 Café 1894
三菱一号館美術館「Café1894」は、かつて銀行営業室として利用されていた場所。明治27年の竣工当時に撮影されたと思われる写真や図面から、可能な限り忠実な復元を目指して作られた歴史ある空間だ。2層吹き抜けの高い天井とクラシカルな趣の中で、ランチメニューやデザート、コーヒー・紅茶はもちろん、アルコールも楽しむことができる。展示会に合わせて変わるタイアップメニューも魅力のひとつ。こだわり抜かれたメニューは、見た目にも華やかな逸品揃い。展示会鑑賞と合わせて、優雅なカフェタイムを過ごしたい。
JR東京駅丸の内口から徒歩5分ほど。三菱一号館美術館内1階の建物の角にある。馬場先通り沿いの入口からレンガ造りの趣ある建物に一歩足を踏み入れると、まるでタイムトリップしたかのようなレトロな空間が出迎えてくれる。
人気メニューの自家製クラシックアップルパイ(1,400円)は、パイ生地の上にのったザクザクとした食感のクランブルが特徴的。中に入ったカスタードとリンゴのバランスも絶妙で、満足感のある一品となっている。
DATA
三菱一号館美術館 Café 1894
東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1F
☎03-3212-7156
■営業時間:11:00〜23:00(カフェタイムは14:30~17:00(L.O.16:30))
■定休日:不定休
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アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン
銀座柳通りの歴史あるビルの一角に佇む、「アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン」。パリのアパルトマンをイメージしてつくられた建物のエントランスを抜けた先には、洗練されたサロンスペースが。50年続く洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」が織りなす珠玉のテーブルデザートを楽しむことができる。名物のクレープ・シュゼットを始め、店内の厨房で作るナポレオンパイなど、こだわりのメニューが揃う。フランスを始めとしたヨーロッパ各地の美味しいものを集めて作られた、ボリュームたっぷりの限定アフタヌーンティーも魅力。
白を基調にした明るく洗練されたサロンスペース。デザートが映えるホワイトのお皿で提供され、「芦屋プラウド」や「シーズナルダージリン」などの厳選されたドリンクと一緒に味わえる。
創業のきっかけにもなったクレープ・シュゼット(ドリンク付き2,750円)は、薄く手焼きしたクレープ生地と、オレンジ果汁とバター、リキュール等のソースをからめたスイーツ。オーダーごとに目の前でフランベして仕上げてくれるので、香りとともにライブ感も楽しめる。
DATA
アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン
東京都中央区銀座2-8-20 ヨネイビル1階
☎03-3562-2721(直通)
■営業時間:11:00~19:00(L.O18:00)
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東京ステーションホテル ロビーラウンジ
東京駅丸の内駅舎の中に位置する東京ステーションホテル。1Fロビーラウンジは、イギリスのリッチモンド・インターナショナル社が手掛けたインテリアデザインで、ヨーロピアン・クラシックにモダンなテイストが溶け込んだエレガントな空間に。ヴェネチア最古のガラス・シャンデリアメーカーであるバロビエ&トーゾ社製のシャンデリアも、華を添えている。優雅なラウンジで、オリジナルのフレンチトーストやシーズナルスイーツを、香り豊かなコーヒー、各種フレーバーティーとともに楽しむ時間は至福のひと時。
1915 年に東京駅丸の内駅舎の中に開業し、国内外の来賓を迎えてきた東京ステーションホテル。2003年に駅舎が国指定の重要文化財になり、2012年には駅舎の保存・復原工事とともに館内を全面リニューアル。ヨーロピアン・クラシックを基調とした都市型ホテルに生まれ変わり、多くの人に愛されている。東京駅から徒歩30歩という立地も魅力。
4月1日から5月31日まで、数量限定で楽しめる「いちごミルフィーユ」(単品3,100円)を始めとした「幸運のストロベリースイーツ」を提供。いちごソーダ付きのミルフィーユセット(5,100円)や、いちごアフタヌーンティー(月~木 7,900円 、金土日祝 8,400円)など、宝石のように煌めくラインナップが揃う。
DATA
東京ステーションホテル ロビーラウンジ
東京都千代田区丸の内1-9-1
☎03-5220-1260
■営業時間:8:00~20:00 (19:30 L.O.)
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赤坂プリンス クラシックハウス ラ メゾン キオイ
徳川家に縁が深い街、紀尾井町に佇む「赤坂プリンスクラシックハウス」。宮内庁御用達の職人の手により丁寧に創り出され、東京都指定有形文化財でもある建物は、一歩足を踏み入れた途端、非日常へと誘ってくれる特別な空間だ。優雅で落ち着いた雰囲気の「ラ メゾン キオイ」でいただけるのは、人気のアフタヌーンティーや、デザート一品とワンドリンク付きのデザートセットなど。クラシックプリンや、あまおういちごとピスタチオのパフェなど、シェフこだわりの逸品揃い。ランチやディナーはもちろん、パーティープランもあるので、シーンに合わせて選べるのもうれしい。
館内は、ステンドグラスなど優美な装飾の数々と、ベージュと濃褐色の木材とのコントラストで落ち着いた雰囲気に。当時貴賓室として使用されていた空間や、風が吹き抜ける開放的なテラスで、アフタヌーンティーや食事を楽しむことができる。
人気のクラシックアフタヌーンティー(平日6,000円、土日祝7,000円)では、季節に合わせて作られたスイーツとセイボリーを堪能できる。17:30からのクラシックナイトティーでは、スパークリングワイン含む約20種ドリンクフリーフローも。
DATA
赤坂プリンスクラシックハウス ラ メゾン キオイ
東京都千代田区紀尾井町1-2 東京ガーデンテラス紀尾井町内
☎03-6261-1153
■営業時間:【アフタヌーンティー】平日11:30-17:30 (15:30 L.I.)、土日祝11:00-20:00 (18:00 L.I.)
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文/辻内史佳