Palais Garnier(オペラ座)
2027年から5年閉鎖!?今だからこそオペラ座(ガルニエ宮)の館内見学に行くべき理由
パリを訪れるたび、多くの人を魅了してきた美しきオペラ座(ガルニエ宮)。
実は、2027年夏から大規模な改修工事が予定されており、2032年までの約5年間、舞台やシャガールの天井画など、オペラ座を象徴する空間が見られなくなる可能性があります。
「歴史ある美しい姿を、今のうちに目に焼き付けておきたい!」
そんな思いから、今回はバレエ鑑賞ではなく、館内をゆっくり見学してきました。改修前だからこそ訪れたい見どころや、最新の混雑対策をご紹介します。
1875年に完成したパリ・オペラ座は、正式名称を「ガルニエ宮(パレ・ガルニエ)」といい、設計を手がけた建築家シャルル・ガルニエの名前に由来しています。
ナポレオン3世時代を代表する華麗な建築として知られ、豪華絢爛な内装は「世界で最も美しい劇場のひとつ」と称されるほど。ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』の舞台としても広く知られています。
オペラ座見学の見どころ!
まず目を奪われるのは、深紅のベルベットの座席が美しく並ぶ客席です。クラシカルな趣を残す優雅な空間は、客席に足を踏み入れた瞬間から、まるで19世紀のパリへタイムスリップしたかのような気分に。
絶対に見上げたい!シャガールが描いた夢の天井画
視線を上げると、天井いっぱいに広がるのは、マルク・シャガールが手がけた幻想的な天井画。『ロミオとジュリエット』をはじめ、オペラやバレエの名作へのオマージュが色鮮やかに描かれています。
歴史あるガルニエ宮の華麗な装飾と、シャガールならではのモダンな色彩が見事に調和し、ここでしか味わえない唯一無二の美しさを生み出しています。
息をのむ美しさ!ヴェルサイユ宮殿を思わせる「グラン・フォワイエ」
グラン・フォワイエ
そして、ひときわ華やかな空間がグラン・フォワイエです。劇場の中でも最も優雅な場所のひとつで、足を踏み入れた瞬間、その豪華さに思わず見入ってしまいました。
天井や壁には繊細な金箔装飾が施され、ずらりと並ぶ大きな鏡やシャンデリアが空間を美しく彩ります。19世紀当時、幕間には観客たちが集い、語らいを楽しんだ社交の場でもあったそうです。
優雅な雰囲気に包まれながら、きらめく装飾や美しい天井を眺めていると、まるで芸術作品の中に入り込んだような気分に。華やかな空間に魅了され、しばらくその場を離れられませんでした。
どこから撮っても絵になる!大階段の撮影スポット
オペラ座を象徴する大階段では、多くの人が思い思いに記念撮影を楽しんでいました。優雅なドレス姿が似合いそうな華麗な空間は、どこを切り取っても絵になる美しさ。劇場を訪れた人々が自然と足を止め、写真に収めたくなる気持ちがよく分かります。
バレエやオペラを鑑賞するのとはまた違った魅力に出会える館内見学。豪華な装飾や歴史ある空間をゆっくり巡ることで、長い年月にわたり多くの芸術家や観客を魅了してきたオペラ座の奥深い魅力を、あらためて感じることができました。
オペラ座の予約方法とチケットの買い方
館内見学は事前予約がおすすめです。見学日時を指定して予約できるため、混雑時でもスムーズに入場できます。予約はオペラ座公式サイト(https://www.operadeparis.fr)から可能です。
舞台の幕が上がっていない時間だからこそ味わえる静かな美しさに触れられたことも、この見学ならではの贅沢な体験。パリを訪れるなら、ぜひゆっくりと館内を歩き、その優雅な世界観を満喫してみてください。
オペラ座(ガルニエ宮) へのアクセス、基本情報
Palais Garnier
住所
Place de l’Opéra, 75009 Paris, France
アクセス
・メトロ3・7・8号線「Opéra(オペラ)」駅すぐ
・RER A線「Auber(オベール)」駅より徒歩約3分
・主要観光スポットからも徒歩圏内で、ギャラリー・ラファイエットからは徒歩約5分です。
公式ホームページ(予約)
https://www.operadeparis.fr
ファントム・ド・パリをテーマにしたブース
パリのオペラ座をテーマにした書籍