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東京在住。母の影響でファッションが大好きに。大好きなファッション、素敵なカフェや建築、インテリア、美術館などを廻るのが好きです。日常の出来事を楽しくご紹介できたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

名画“マドレーヌ”の赤をまとって。三菱一号館美術館で楽しむアートと限定コラボスイーツ

左:カフェの展示ポスター。男性と女性がテーブルを挟んで座っている絵。右:赤いロングドレスを着た女性が階段を背にポーズをとっている。白いハンドバッグを持つ。

皆さま。

こんにちは。

30度越えの猛暑日が続いています。

熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいませ。

Jマダムのmiwaです。

楽しみにしていた展覧会を鑑賞するため、三菱一号館美術館を訪れました。

今回のお目当ては、「"カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」。

展覧会のメインビジュアルとして紹介されている女性の印象的な赤い装いに心惹かれ、この日は私も赤のワンピースを。

名画の色をまとって美術館を訪れると、いつものお出かけとは少し違う、物語の中へ足を踏み入れるような気持ちになります。

赤いノースリーブのワンピースを着た女性が、石造りの建物の階段を降りている様子。右手にバッグを持ち、サングラスをかけている。

三菱一号館美術館は、丸の内の街並みに佇む赤レンガの美しい建物。

三菱一号館は、1894年に英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計によって建てられ、かつては銀行営業室などとして使われていた建物を復元したものです。

重厚感のある外観を眺めているだけでも、明治時代へタイムスリップしたような気分に。

現代的な丸の内の街にいながら、ここだけ時間がゆっくり流れているように感じます。

カフェのテラス席で人々が談笑するイラスト。左には髭を生やした男性、右には帽子を被った男性がおり、中央には飲み物を運ぶウェイターがいる。テーブルには飲み物や料理が並び、背景には建物が見える。下部には「CAFÉ」の文字と展覧会の情報が記載されている。

19世紀から20世紀パリでは、カフェは食事や飲み物を楽しむだけの場所ではなく、画家や詩人、音楽家たちが語り合い、新しい表現や文化を生み出す特別な場所。

展示室では、印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで、芸術家たちが見つめたカフェの風景や、そこに集った人々の姿をたどります。

展示室は3階からゆっくりと巡っていきます。

ずっと行きたかったので、ワクワクです。

左:金色の装飾が施された額縁に入った肖像画。黒いドレスを着た女性が椅子に座り、正面を見ている。背景はぼやけた都市の風景。
右:金色の装飾が施された額縁に入った絵画。緑と茶色のスカートをまとった女性が、顔を覆い、物憂げな表情をしている。背景は淡い灰色。

早速展示室へ。

展示室では、カフェに集う人々や、当時のパリを生きた女性たちの姿を描いた作品が並びます。

左の黒いドレスをまとった女性の、凛とした佇まいの美しい作品はエドゥアール・マネ。
《バラ色のくつ(ベルト・モリゾ)》1872年

右の赤やグリーンを含んだ衣装をまとい、どこか物思いに沈むような女性の姿が描かれた作品は、エドガー・ドガ。
《赤い服の踊り子》1897年頃

華やかな社交の場でありながら、どこか孤独や静けさも感じられる。

そんな余韻が心に残る作品です。

黒縁の額縁に入った、赤と白を基調とした古い演劇ポスター。中央に「PARIS-CHICAGO」の文字、人物が描かれている。背景は青色の壁。

カフェやキャバレーが盛んだった当時のパリ。

舞台や踊り子を紹介するポスターも、街を彩る大切な存在のようです。

軽やかに舞う女性たち、柔らかなブルーやイエロー、躍動感のある文字。

作品を眺めていると、音楽や観客のざわめきまで聞こえてくるような作品です。

当時の流行やファッション、街の空気を伝えてくれるポスターたち。

今見ても新鮮で、色使いや構図の楽しさに時間を忘れて心躍りました。

2枚の古い演劇ポスターが飾られた展示室。左は「Folies Bergère」のカラフルなポスター、右はモノクロの「Alcazar d'Été」のポスター。背景には、鉄柵と建物が見える。
赤いワンピースを着た女性が、灰色の石段の階段に立ってこちらを見ている。背景には、木製の窓と装飾的な手すりがある建物が見える。

三連休のとても暑い日に、水分補給をしていたら、館内で目を奪われたのが、この美しい階段。

淡いグレーの石造りの階段や手すり、木の扉、深い色の天井。

華やかすぎない落ち着いた空間だからこそ、赤いワンピースも印象的に。

展覧会の作品だけでなく、歴史ある建築美を楽しむのも、三菱一号館美術館を訪れる大きな魅力です。

三連休は多くの来館者でにぎわっていましたが、建物の細部を眺めながら、ゆっくりと鑑賞させていただきました。

額縁に入った、黄土色の背景に黒と赤のポスター。黒い帽子を被り、赤いマントを羽織った人物の横顔が描かれている。下部に「Aristide Bruant dans son cabaret」の文字。左下にサインとマーク。

ひときわ目を引いたのが、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックによる、歌手アリスティド・ブリュアンを描いたポスターです。

大きな黒い帽子とマント、そして鮮やかな赤いマフラー。 

余白を生かした構図や、黒と赤の色使いは、現代のファッションにも通じるような作品。

展示ケース内の開いた本。左ページには人物の絵とフランス語の文章、右ページには若い女性の肖像画が描かれている。背景は淡いベージュ色。

会場には絵画やポスターだけでなく、当時の資料や書籍も展示されていました。

開かれたページに描かれた女性の姿からは、華やかな絵画とはまた違う、日常の一瞬を切り取ったような感じがします。

紙の風合いや、細やかな線で描かれた人物。

時を重ねてきた一冊を前にすると、当時の人々がこの本を手に取っていた時間まで想像してしまいます。

豪華な額縁に入った油彩画。赤いジャケットを着た女性が、カフェの席に座り、グラスを持つ姿。背景には、賑やかなカフェの様子が描かれている。

今回、何より楽しみにしていたのが、ラモン・カザスの《マドレーヌ》。

鮮やかな赤いブラウスをまとい、カフェのテーブルにひとり座る女性が描かれています。

華やかな装いとは対照的に、どこか物憂げな横顔。

誰かを待っているのでしょうか、それともにぎやかな店内で、ひとり自分の世界に浸っているのでしょうか。

見る人によって物語が変わるような、余韻のある表情です。

この日の赤いワンピースは、そんな《マドレーヌ》の印象的な赤に心を重ねて選びました。

名画の色をまとって作品と向き合うことで、いつもの美術館巡りが、少し特別な一日に。

赤レンガ造りの多層ビル。アーチ型の窓と縦長の窓が規則的に並び、建物の上部には装飾的な屋根がある。右奥には高層ビルが一部見え、手前には緑の植栽が茂る。

館内の窓から、三菱一号館美術館の赤レンガを眺めました。

時を重ねたレンガの風合いが美しく、建物そのものもまるで一つの作品のよう。

クラシカルな建築と緑、その向こうに広がる丸の内の街並み。

展示室を巡る途中、思わず足を止めた景色でした。

木製のテーブルの上に、額縁に入った絵画やポストカード、フレームが並んでいる。背景には窓から光が差し込み、木製の柱が見える。

展覧会を楽しんだ後は、館内のミュージアムショップへ。

作品をモチーフにしたポストカードやミニフレーム、ノートなど、思い出を持ち帰れるアイテムが並んでいました。

眺めているだけでも楽しく、鑑賞後の余韻にもう少し浸れる素敵な空間です。

赤いワンピースを着た女性が、建物の壁に貼られた肖像画の前で立っている。女性は右手を伸ばし、肖像画に触れている様子。背景には緑の植栽と高層ビルが見える。

これから併設のミュージアムカフェ・バー「Café 1894」へ。

美術館の入口から反対側にあるため、一度外へ出てカフェの入口へ向かいました。

《マドレーヌ》が大きく描かれた外壁の前を通り、展覧会とのコラボスイーツを目当てにカフェへ。

この日の装いは美術館コーデ。

one-piece/BEAMS
sandals/L'Appartement
bag/ATAO

木製の装飾が施された天井と、それに支える柱が特徴的な空間。窓から光が差し込み、2階への階段や手すりが見える。

扉の先に広がっていたのは、高い天井と重厚な木の柱が印象的なクラシカルな空間「Café 1894」。

展覧会で触れた19世紀のカフェ文化と、目の前の空間が重なるようで、作品鑑賞の続きを楽しんでいるような気分になりました。

楽しみにしていた展覧会限定のコラボスイーツをいただきます。

粉砂糖をかけたシュー生地に、バニラアイスクリームとダークチェリー、ピスタチオが添えられたデザート。淡い黄色の皿に盛り付けられている。

こちらはCafé 1894で、展覧会限定の「パリブレストクラシック ピスターシュとチェリー」。

香ばしいシュー生地に、濃厚なピスタチオクリーム、甘酸っぱいチェリー、冷たいバニラアイスが重なり、夏にもぴったりの華やかなデザートでした。

赤いノースリーブの女性が、白いカップに入った飲み物を飲んでいる。背景には、窓と装飾的な柱が見えるレストランの様子。

名画の余韻に浸りながら、最後はCafé 1894でゆっくりとコーヒーを。

アートと建築、そして限定スイーツまで楽しめた、心満たされる一日となりました。

「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」は、2026年9月23日(水・祝)まで開催されております。

素晴らしい展覧会をぜひ一度ご覧になってみてくださいませ。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

今日も朝から暑いですが、こまめな水分補給で、楽しい午後をお過ごしください。


三菱一号館美術館「“カフェ”に集う芸術家」展
Café 1894
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