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※本記事の内容は、取材時点の情報になります。最新情報につきましては、直接各施設までお問い合わせください
大阪を訪れるなら、観光やグルメだけでなく、ホテルで過ごす時間も旅の楽しみにしたいもの。大阪駅・梅田エリアを中心に、街の新たなランドマークとして注目を集めるラグジュアリーホテルから、大阪らしいカルチャーを感じられるホテルまで、大人の旅を特別なものにしてくれる4軒をピックアップ。次の大阪旅行で泊まりたくなる、とっておきのホテルをセレクト。
ウォルドーフ・アストリア大阪
19世紀末、億万長者であるアスター家当主のウィリアム・ウォルドーフ・アスターがニューヨークに建てたのが「ウォルドーフ・ホテル」。従兄弟のジョン・ジェイコブ・アスター4世が建てたのが「アストリア・ホテル」。ピーコック・アレーをはさんで立つ2つのホテルはのちに「ウォルドーフ・アストリア」として一体となり、王族や政治家、著名人から愛されるホテルとなった。パーク・アベニューに再建されてからも、アールデコ様式の豪華な内装や超一流のサービス、歴史的な雰囲気が、訪れる人を魅了しつづけている。現在「ウォルドーフ・アストリア」は、ヒルトンの最上級ブランドだ。
そんな歴史を受け継ぐのが、2025年4月に新規開業した『ウォルドーフ・アストリア大阪』。大阪駅北側「うめきた」エリアにある「グラングリーン大阪」の1、2階と28〜38階を占め、アールデコ様式と日本美が融合した洗煉のデザインが素敵。
館内の空間の使い方も贅沢で、客室からは、大阪のパノラマビューが満喫できる。ドラマティックな雰囲気の「ピーコック・アレー」では、やはり「ウォルドーフ・アストリア」が発祥とされるエッグベネディクトを味わって。「ジョリー ブラッスリー」では、牛肉赤ワイン煮込みなどの本格的なブラッスリー料理を、優雅に楽しみたい。ウェルネス施設が充実しているのも特徴で、洗練されたエレガントな雰囲気のスパは、都会の喧騒から切り離された別世界だ。
大阪のみならず、日本のホテルシーンのフェーズを押し上げる、最新ラグジュアリーホテルがお目見えした。
29階のラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。大阪の街を見下ろしながら、大階段を降りる気分は、まるで映画のヒロイン。
アールデコ様式と和の伝統美の融合が、印象的に感じられるロビー
30階からの眺望を楽しめる屋内プール。天井部の凝ったデザインが美しい。
明るい雰囲気のオールデイダイニング「ジョリー ブラッスリー」
スパ内のジェットバスも、素敵なアールデコ調
ジャズエイジに着想を得たバー「ケーンズ&テイルズ」
53㎡のプレミアルーム。細部にまでこだわった洗練された落ち着き感
大阪府大阪市北区大深町5の54 グラングリーン大阪 南館
☎︎06・7655・7111
全252室
公式サイト
パティーナ大阪
大阪城公園と飛鳥時代から奈良時代に存在した宮殿の遺構を守る難波宮跡公園の間に位置し、街中にして歴史と文化、自然に恵まれた唯一無二の立地にたたずむ『パティーナ大阪』。贅沢なロケーションとそれを最大限に生かした空間の調和が美しく、大阪城のパノラマビューを楽しみながら個性豊かなカルチャー、グルメ、ウェルネスに出会える。
客室は日本の伝統美を感じさせる上質な木や和紙を使ってモダンさを創出し、レストランでは地球環境を配慮した料理を提供。穏やかに過ごしたあとは、大阪城を一望するプールや、高気圧酸素・水素セラピーや凍結療法の施設を備えるスパ&ウェルネス、音楽に没入できるリスニングルームへ。癒しと活力を促す、最先端のラグジュアリー体験が目白押しだ。
「パティーナ・ウェルネス」のトリートメントルームでは都会のオアシスを満喫。
水の癒しと静謐さに満ちたプール。
レコードのサウンドウェイブなど、多層な音楽体験も。
七十二候をコンセプトとするシグネチャーレストラン「P72」。
全客室50㎡以上の広さ、畳のシーティングエリアを備える
Data
大阪府大阪市中央区馬場町3の91
☎06・6941・8888
全221室
JR大阪環状線森ノ宮駅から徒歩約10分、Osaka Metro谷町線・中央線谷町四丁目駅から徒歩約8分。
公式サイト
キャノピーbyヒルトン大阪梅田
ヒルトンの日本初進出ライフスタイルホテルブランド『キャノピーbyヒルトン大阪梅田』が、2024年9月6日に開業。位置するのは、JR大阪駅前のうめきた公園に隣接する再開発地区「グラングリーン大阪」内。都市型の公園とホテルが融合するような心地よい造りで、内装にはたこ焼きや串カツ、千成瓢箪など、大阪らしい意匠をユーモアたっぷり、かつスタイリッシュに取り入れている。ブランド名でもあるキャノピー(天蓋)を配した客室からは、公園や淀川を一望。広さ63㎡のコーナースイートも、開放感たっぷりだ。オールデイダイニングレストランやラウンジでは、大阪の「今」を感じられる食体験を満喫して。
自然光が射し込むロビーとフロントデスクは11階に。大阪のにぎやかなお祭り文化に着想を得たアートも楽しい
コーナースイートのリビング。ホテルのキーカラーであるオレンジを巧みに配した、心地よくくつろげる空間
ベッド上部のキャノピーは、豊臣秀吉の馬印に由来する。千成瓢箪をモチーフにしたデザイン
大阪府大阪市北区大深町6の38 グラングリーン大阪ノースタワー1F・10〜25F
☎06・7658・5300
全308室
公式サイト
取材・原文/坪田三千代 ※エクラ2024年12月号掲載
フォーシーズンズホテル大阪
「水の都」としての大阪を感じさせる堂島エリアに、2024年8月1日『フォーシーズンズホテル大阪』が開業。石や木などの天然素材や和の意匠を取り入れたロビーや客室、大浴場や貸切風呂を備えるスパ&ウェルネスなど、日本の伝統文化とラグジュアリーを絶妙に融合させているのが特徴だ。興味深いのが、特別コンセプトフロアの「GENSUI(玄水)」で、このフロアのみモダン旅館を表現した畳敷きの贅沢な客室を備えている。広東料理やフレンチビストロなど6つのダイニングとバーがあり、最新の食の魅力も大充実。世界とつながる、新しい大阪の魅力を体験しに出かけてみたいホテルだ。
「GENSUI(玄水)」の畳コーナースイートの客室。床が畳敷きで、ベッドはふとん仕様の特別なマットレスを採用
36階のプールは、大阪市内中心部を一望!
オールデイダイニング「ジャルダン」
シグネチャーレストランは、本格的な広東料理の「江南春(ジャンナンチュン)」。
梅田駅と中之島の間に位置する
大阪府大阪市北区堂島2の4の32
☎06・6676・8682
全175室
公式サイト
取材・原文/坪田三千代 ※エクラ2024年10月号掲載