次の会食に予約したい店を厳選。。日本人にもなじみ深いパエリアや、塩と火入れでスペインならではの味を表現する肉料理まで、現地に幾度も足を運び磨き上げた味だが、押し付けがましさは皆無。気負わずくつろげて、コアなスペイン料理好きも満足できる。
『KONEXIOA』(コネクショア)
「ピンチョス盛り合わせ」。左上から時計回りに、アジとメルメラーダ、青とうがらしオリーブとアンチョビ、シェーブルとドライトマトとアーティチョークほか。チャコリは専用のグラスで。料理はすべて¥12,000の夜のコースより
ガラス張りと吹き抜けの開放感が格別な一軒家は、オリーブの木が彩るアプローチを抜けた先に立つ。都心のレストランでは類を見ない贅沢なつくり。テーブル席に加え、厨房に面したシェフズカウンターや個室と、しつらえも多彩だ。
新橋の路地裏、わずか8席のスペイン料理店「ティキ プラカ」で食通をわかせた八谷玲美(はちやれみ)シェフの新天地。立地も席数もがらりと変わったが、タパス、ピンチョスのクリエイションで魅せるスタイルはそのまま。サラミやアンチョビの塩気や凝縮感、オリーブや青とうがらしの酸味や香り、日本の野菜や魚介の滋味の組み合わせは巧みだ。ひと口の美味が連なるバスクの味を導入に、スペインの食時間へと誘われる。
日本人にもなじみ深いパエリアや、塩と火入れでスペインならではの味を表現する肉料理まで、現地に幾度も足を運び磨き上げた味だが、押し付けがましさは皆無。スペイン料理と気負わずにくつろげるのが魅力だ。一方で、チャコリを筆頭に選択肢豊富にそろうスペインワインのセレクト、提案も秀逸で、コアなスペイン料理好きも満足できる。
滋賀県の精肉店「サカエヤ」から仕入れるキタノあか牛のロースト。香ばしさと赤身の味がワインを呼ぶ
日本米で炊くパエリア(写真の魚はアイナメ)
ワインにも造詣が深いシェフの意向を反映したセレクト
「チームでの仕事が楽しい」と八谷シェフ
2階から見たダイニング。夜は、カウンターのバー利用もウエルカム
東京都目黒区下目黒2の23の3
☎03・6812・3130
12:00~14:00LO、17:30~21:30LO
㊡日・月曜
ランチコース¥3,850、ディナーコース¥12,000(夜はアラカルトもあり)
アラカルト利用時チャージ1人あたり¥550
photography:Azusa Hasegawa text:Kei Sasaki ※エクラ2026年7・8月合併号掲載
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