ロンドン発の世界巡回展であり、今回の横浜が「国内唯一」の開催。
本や映画でその存在はあまりにも有名。
期待を胸に「マリー・アントワネット展」へ足を運んでまいりました。
横浜美術館のメイン看板前で。
なんと入場待ち40分との表示が!
前売り券を購入していたのがせめてもの救いでした。
実際には人の流れもスムーズで、20分程度で入場できたような感覚がします。
館内に到着すると、大きな紫のバナーの下には入場を待つたくさんの人!
憧れの王妃が愛した「美の真髄」に触れて
数々の肖像画
入場してすぐエスカレーターを上がると、正面の肖像画と対面。
一気にあのロココの世界へ引き込まれます。
この展覧会では非常にたくさんの肖像画が展示されており、このあと幾度となく拝見させていただきました。
正面の肖像画は映像。微笑んだり、瞬きをしたりと表情豊かです。
気品あふれる装い。
鮮やかなレッドのドレスと羽飾り。
「『みんなが貴女を見つめているのですよ』――母マリア・テレジアから若きマリーへ贈られた言葉。
コートドレスのマリー・アントワネット。本展示のアイコン肖像画
【ファッション&シューズ】「王妃のリアルなサイズ感」
繊細な刺繍が施されたドレス、愛らしい靴、扇子の数々。
約200年前の品とは思えない洗練されたセンスと絶妙なペールトーンの配色には、ただただため息が漏れるばかり。
スカートの裾をまとめ持ち上げるローブ・ア・ラ・ポロネーズ
ランバンのイヴニングドレス「ローブ・ド・スティル」
実際にドレスやシューズのサイズ感を間近で拝見すると、意外にも華奢で小柄な方のよう。靴は憶測ですが21〜22センチと行ったところでしょうか。
画面越しではなく「本物の質感」を目の当たりにすることで、当時の立ち姿や息遣いまで伝わってきます。
ヒールのラインがエレガント
【服飾雑貨&ヘアスタイル】「200年前のトレンド」
天然パール119粒を連ねた3連ネックレス。圧巻!!〈日本初公開〉
ガーランドスタイル・ストマッカー。
石はダイヤモンドとサファイア
アランソンレースの扇。社交界の必須アイテムでしょうか。
思わず釘付けになったのが、当時の斬新すぎるヘアスタイル。
馬車に乗るのも一苦労だったようです。
当時も今もヘアスタイルは、女性の強いこだわりのようですね。
【ジャポニスム】「王妃が愛した日本の美」
特に印象的だったのは、彼女が日本の漆塗「ジャポニスム」を深く愛していたこと。
マリー・アントワネットは100点以上もの漆工品を所有していたのだとか。
時代や国境を超えても「美しい」と感じる感性は、共通するものがあるのだと実感しました。
螺鈿と高蒔絵。光の角度で表情が変わる。
滑らかな質感を感じる書見台
楼閣山水蒔絵水注。漆の黒と金のコントラストが美しい。
【暮らしとインテリア】「ロココ様式の優美な椅子や食器」
マリー・アントワネットのプライベート空間で愛されたエレガントな刺繍がほどこされた椅子。
背もたれに「MA」の文字
色とりどりの食器たちの展示されていました。
令和の時代にあっても需要が高そうなデザインの数々
セーヴル磁器のスープボウル。宮廷での優美な日常を思わせます。
【王妃の終焉】
後半のフランス革命や彼女の終焉にまつわる展示エリアでは、歴史の重みに思わず息をのむ場面もあります。
美しさだけでなく、光と影のコントラストが際立つ非常に見応えのある構成でした。
「首飾り事件」のネックレスの一部と伝わるダイヤモンド。
本人は注文すらしていなかったのに、浪費家の象徴として非難を浴びてしまったきっかけとなった。
大きいものは約15カラット。最高級の透明度と輝き。
映画「マリー・アントワネット」の華やかな衣装
ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』で実際に使われたドレスも紹介されていました。
パステルカラーと繊細なフリル。
現代視点でのロココ・モード。
色鮮やかな色彩と可憐さに目を奪われました。
映画で使用された衣装と靴
衣装を見ていると、映画でマリーがポップなカラーのスイーツに囲まれていた情景が思い浮かびます。
マノロブラニクのお手製だそう
マリー・アントワネット・スタイル 右はケーキドレス
モスキーノ2020–21年秋冬コレクション
時を超えて人々を魅了し続けるマリー・アントワネット。
歴史上もっとファッショナブルと愛されたマリー・アントワネッ。
その美意識を間近に見られる、ため息の付きない素晴らしい展覧会でした。
みなとみらいの絶景とランチを楽しむ
展覧会の前には、みなとみらいランドマークタワー5階の「BAYGRILL」にてランチを。
大きな窓の向こうには、港の青と帆船日本丸が広がる圧倒的な開放感!
窓に面した席から見える景色は最高でした!
乾杯🍻✨️ 左:Jマダム YUKAさん 右:私
ジューシーなハンバーグとともに、ハートランドもいただいちゃいました。心地よい日差しの中でいただくビールは美味しさも倍増!
会話も弾み、ついつい長居をしてしまいました。
ジューシーなハンバーグ。彩り鮮やかなサラダとともに。
この日の「美術館巡り」コーディネート
アート鑑賞に合わせて、上品なレースブラウスとハットで大人のエレガンスを意識したコーディネートにしてみました。
帽子/mon cabinet
ブラウス/j.
スカート/Whim Gazette
靴/coach
ショップでは限定の紅茶も無事にキャッチし、大満足で美術館をあとに。
横浜ならではの景観と美しいアートに刺激を受けた、至福の一日となりました。
みなさまもぜひ、この特別な世界観を体感しに訪れてみてはいかがでしょうか。
📍マリー・アントワネット・スタイル
~11月23日(月・祝)10時~18時
横浜美術館