「関東地方の旅」週末や休日の小旅行にもおすすめ【憧れの高級ホテル・旅館】

ショッピングやおしゃれスポットが立ち並ぶ首都圏の東京都、少し足をのばせば歴史や文化、自然を感じる神奈川県や関東一の温泉や名湯が楽しめる群馬県、世界遺産のある栃木県など、地域ごとの個性がある関東地方では多種多様なグルメも満喫できる。

 

※本記事の内容は、取材時点の情報になります。最新情報につきましては、直接各ホテルまでお問い合わせください。

栃木県のおすすめホテル

ふふ 日光

和洋折衷の華麗なる懐かしさ。日光の歴史と文化に触れる宿

木造建築のメイン棟は、木材を活用して凛とした中にもぬくもりを感じる造り。壁面には栃木県産の大谷石も多く使われている。24室ある客室は、和洋折衷の優雅さはそのままに、すべて異なるデザイン。大浴場のほか、全室に自家源泉の温泉浴室があり、最も広い「ふふラグジュアリープレミアムスイート」では、部屋の3分の1くらいが半露天風呂という贅沢ぶり。「日本料理 節中」では、器や食材にこだわった和洋折衷の美食が楽しめる。オリジナルの紅茶やアメニティ、部屋着など、細部まで“華麗”さをコンセプトにしたしつらえを楽しんで。
ふふ 日光 客室
140㎡もある「ふふラグジュアリープレミアムスイート」。日本の古典的な意匠を配した気品ある造り。
「ふふラグジュアリープレミアムスイート」の半露天風呂は驚きの広さ
「ふふラグジュアリープレミアムスイート」の半露天風呂は驚きの広さ。自家源泉のお湯は、肌当たりがよく心地いい。
鳳凰が描かれた器で提供されるひと皿

栃木県日光市本町1573の8

☎0288・25・5122 

全24室 ¥77,300〜¥242,300(1室2名利用の2名料金、税・サ・入湯税込)

https://fufunikko.jp

ザ・リッツ・カールトン日光

男体山に臨む中禅寺湖畔にオープンした最新の自然派ラグジュアリーホテル

自然と歴史と工芸と。栃木の魅力満載のリゾート

客室には、「中禅寺湖ビュー」と「男体山ビュー」があり、どちらもバルコニーから自然を間近に感じられる造り。「ザ・リッツ・カールトン・スイート」など湖を高い位置から見下ろせるスイートもあり、どの部屋も外と内とが境界なくスムーズに感じられるよう、照明などの細部にまでこだわりぬかれている。

 

館内に、ザ・リッツ・カールトンブランド初となる温泉があるのも魅力。「ザ・リッツ・カールトンスパ」にも温泉露天風呂を備えたトリートメントルームがあり、プライベート感たっぷりにくつろげる。

 

日本料理、洋食、ラウンジなどのダイニングでは、栃木県産の旬の食材を生かした、ここならではのおいしさを提供。陶芸家の松崎健氏が率いる「GENDO」の益子焼の器を用いたり、装飾に日光彫を取り入れたりと、地元の工芸にも敬意を表している。 チェックアウト時には、オリジナルのお守りをプレゼント。ここでの滞在は、静謐な、心安らぐ最上の時間を約束してくれる。

ザ・リッツ・カールトン日光
芝生越しに窓から柔らかな光が射し込む「ザ・ロビーラウンジ」。ここでは厳選された日本茶やアフタヌーンティーをいただける。ナチュラルかつ凛とした空気感。
ホテルがあるのは、いろは坂を上った中禅寺湖畔
ホテルがあるのは、いろは坂を上った中禅寺湖畔。歴史的に修験の地であり、近代には西洋人の高官が開発し、風光明媚な避暑地となった。
日光湯元温泉から引湯した温泉大浴場。露天風呂もあり、庭と一体化した気分。
日光湯元温泉から引湯した温泉大浴場。露天風呂もあり、庭と一体化した気分。
朝食は、リクエストで客室でも楽しめる。
朝食は、リクエストで客室でも楽しめる。

栃木県日光市中宮祠2482

☎0288・25・6666

¥80,000〜(1室料金の参考価格、時期により変動あり。税・サ別)

全94室

IN15:00 OUT12:00

https://www.ritzcarlton.com/jp/nikko

アートビオトープ

自然の中でアートを感じ体験する。知的好奇心も満足させて

「水庭」に隣接する地にヴィラとレストラン

那須高原にある『アートビオトープ』は、アートと自然に触れ、癒しの時間を過ごせる。那須の原風景を神秘的なランドスケープとして再構築した「水庭」を散策して、ワークショップなどの工芸体験もできるアートなステイが楽しめる。スイートヴィラ15室の設計は、建築家の坂茂氏が担当。ゆるやかな傾斜に沿って立つ木造平屋の独立ヴィラで、大きく外に向かって張り出したテラスはアウトドアリビングとしても使えて、実に心地いい。

アートビオトープ 客室
木材を多く使ったスイートヴィラでは素足で過ごしたくなる。森に面したテラスは奥行き3mと広々。隣接するバスルームも開放感あり。
石や木を用いたスイートヴィラ
石や木を用いたスイートヴィラ
数多くの木々と160もの池からなる「水庭」は、石上純也氏の設計。
数多くの木々と160もの池からなる「水庭」は、石上純也氏の設計。
「レストランμ」は、「シードからテーブルまで」がテーマ
「レストランμ」は、「シードからテーブルまで」がテーマ。エレガントなアートフードがコースで登場する。朝食もオーガニックにこだわった新鮮なおいしさ。レストランからも水庭を眺められる。

栃木県那須郡那須町高久乙道上2294の3

☎0287・74・3300

¥55,660〜(2名1室利用の1室1泊料金、夕朝食つき、税・サ込)

全30室(スイートヴィラ15室、レジデンス15室)

IN15:00 OUT11:30(スイートヴィラ)

https://www.artbiotop.jp

群馬県のおすすめホテル

別邸 仙寿庵

推薦者:スタイリスト 福田亜矢子さん

子供も大人もそれぞれに楽しめる、上越国境の名宿

「部屋から見える谷川岳の眺めと、澄んだおいしい空気が本当にすばらしかったです」と福田さん。産後に子供の面倒を見てもらったお礼を兼ねての、3家族の旅で宿泊。お子さんとご両親のことを気遣ってもらえたおかげで、ご自身もくつろげたという。

 

「お部屋も食事処の個室も素敵な空間でした。部屋数が限られているのでほかの人に会うことが少なく、プライベート感があるのもよかったですね」

 

緑が輝きを増す初夏、秋の紅葉、冬の雪と、季節ごとの眺めも楽しめる。

葉擦れと渓谷のせせらぎをBGMに入浴できる露天風呂、「ほたるの湯」
葉擦れと渓谷のせせらぎをBGMに入浴できる露天風呂、「ほたるの湯」。ほかに露天風呂「すずむしの湯」、塩サウナを併設した屋内大浴場「一ノ蔵」もあり、大浴場派にはうれしい!
露天風呂とテラスつきの和室
露天風呂とテラスつきの和室。午後一番にチェックインして、奥のテラスで昼からシャンパン!という過ごし方ができるのは、この宿ならでは。「お部屋に通されたときに枕や布団の硬さを選べるのもよかったです。干したてみたいな布団でぐっすり眠れました
夕食・朝食は完全個室の食事処で。旬の食材を創作和食で仕立てる。華やかな刺身の盛り合わせ。
夕食・朝食は完全個室の食事処で。旬の食材を創作和食で仕立てる。華やかな刺身の盛り合わせ。
上越国境の名宿「別邸 仙寿庵」

群馬県利根郡みなかみ町谷川614

料金/¥45,580~(サ・入湯税込)

客室/18室

IN13:00~18:00 OUT11:00

施設/露天風呂、大浴場、サウナ、エステルームSORA

アクセス/JR水上駅より約8分、送迎バスあり(要予約)。関越自動車道・水上ICから車で約10分

https://www.senjyuan.jp

立ち寄り情報

『天一美術館』……吉村順三の遺作となった建物で知られる美術館。岸田劉生『麗子像』、ルノワールなどの近代絵画、李朝の陶磁などを収蔵。

白井屋ホテル

全客室が異なるデザインと魅力。アートに心地よく包まれる滞在を

群馬県前橋市で、300年の歴史を誇った白井屋旅館。一度幕を閉じたのち、注目度の高いアートホテルとなって開業。アートと食文化の発信の場として蘇った。全体設計は、建築家の藤本壮介氏。大胆にリノベーションしたヘリテージタワーと新築のグリーンタワーからなり、25室の客室は、それぞれに異なるデザイン。白やグレーを基調にした穏やかな色調の中に、素材やディテールへのこだわりが感じられて居心地がいい。デザイナーのジャスパー・モリソン氏や建築家ミケーレ・デ・ルッキ氏などによる4室のスペシャルルームも用意され、まるで作品の中に泊まる気分に。メインダイニングは『フロリレージュ』の川手寛康氏が監修。オープンカウンターで、群馬産の食材を用いた新しい食体験を飲み物のペアリングとともに楽しんで。
白井屋ホテル 客室
“めぶく。”をイメージした藤本壮介ルーム
右がヘリテージタワー、左がグリーンタワー。個室サウナやショップも備える。
右がヘリテージタワー、左がグリーンタワー。個室サウナやショップも備える。
14種ほどの野菜を用いた温かなひと皿。
14種ほどの野菜を用いた温かなひと皿。
外観には、ローレンス・ウィナー氏のアートが。
外観には、ローレンス・ウィナー氏のアートが。
ラウンジの吹き抜け部分は、レアンドロ・エルリッヒ氏作。
人気の高いレアンドロ・エルリッヒ ルーム。

群馬県前橋市本町2の2の15 

☎027・231・4618 

全25室¥30,000〜(1室料金、税・サ別) 

the RESTAURANTは、8品¥12,000〜(税・サ別)

www.shiroiya.com

東京都のおすすめホテル

ジャヌ東京

活気にあふれたダイニングで食と人と時代を楽しむ

 

麻布台ヒルズに2024年3月13日に開業したばかりの『ジャヌ東京』。「アマン」の姉妹ブランドとしてお目見えした世界初のホテルは、静謐さやプライベートを重要視するアマンとは異なり、より躍動的でエネルギッシュ。人と人とのつながりを育み、インスピレーションを大切にする、新世代型のリュクスなライフスタイルホテルだ。デザインは、これまでも数々のアマンを手がけたジャン=ミシェル・ギャシーが担当。ヨーロッパ的な空間の中に日本の意匠をさりげなく取り入れたエッジの効いたコンテンポラリーな空間は、世界的な最新トレンドだ。

 

泊まらなくても、いち早く足を運びたいのが、臨場感ある8つのレストラン&バー。「ジャヌ メルカート」はライブ感あるシェアスタイルのイタリアン。「ジャヌ パティスリー」では、大人の味覚を満足させるスイーツが登場。「虎景軒(フージン)」では、にぎやかな雰囲気の中、アップデートされた中国料理を提供する。ほかにも、アフタヌーンティーが楽しめる「ジャヌ ラウンジ& ガーデンテラス」、洗練されたグリル料理の「ジャヌ グリル」、江戸前鮨の伝統を再解釈した「飯倉」、炭火焼を現代風にアレンジした「SUMI」、最先端の「ジャヌ バー」と、選択肢は多彩かつ新鮮味たっぷり。

 

ジャヌとはサンスクリット語で「魂」の意味。食べて、語らって、笑って、魂の栄養になるようなダイニングシーンを、『ジャヌ東京』で満喫してみたい。

話題のラグジュアリーホテル『ジャヌ東京』で、シェアする、つながる 心も喜ぶダイニング体験

【リュクスな最新ホテル】話題のラグジュアリーホテル『ジャヌ東京』で食と人と時代を楽しむ
イタリアンダイニングの「ジャヌ メルカート」。陽光が射し込む、地中海のような雰囲気が素敵。新鮮な魚介類やパスタを囲んで、おしゃべりに興じたい。テラスは愛犬連れもOK。
季節の食材を用いてヨーロッパ伝統の焼き菓子や生菓子などを提供する「ジャヌパティスリー」
季節の食材を用いてヨーロッパ伝統の焼き菓子や生菓子などを提供する「ジャヌパティスリー」。チョコレートやパフェに、ヴィーガンやグルテンフリーがあるのも特徴だ。
噂のケーキは、サンスクリット語で薔薇を意味する「タルニー」。
噂のケーキは、サンスクリット語で薔薇を意味する「タルニー」。イチゴとホワイトチョコレートのクリームを合わせた赤い薔薇のケーキは、テイクアウトもできる。店内¥1,731
「ジャヌ ラウンジ& ガーデンテラス」
5階に位置するロビーから続くのが「ジャヌ ラウンジ& ガーデンテラス」。高い天井、フレームワークを現代的に表現した壁、一面のミラーに巨大なランプシェードが配された空間デザインが印象的。
贅沢な季節のアフタヌーンティーを楽しんで。「SAKURA」¥8,000
ここでは、エディブルフラワーをふんだんに使ったスイーツや、麻布台ヒルズの緑をイメージしたセイボリーなどをのせた贅沢な季節のアフタヌーンティーを楽しんで。「SAKURA」¥8,000

会話もごちそうとなるダイニング。次は誰と何を食べよう

中国各地の料理を広東料理の技法をベースに現代的に仕立てている「虎景軒」
中国各地の料理を広東料理の技法をベースに現代的に仕立てている「虎景軒」。上品な「赤」をキーカラーにした店内は、ひとりでも大人数でも楽しめて使い勝手がいい。個室も4室あり、2人用の部屋もある。
「ジャヌ メルカート」には、生パスタ、海鮮、チーズ&シャルキュトリーと3つのステーション
「ジャヌ メルカート」には、生パスタ、海鮮、チーズ&シャルキュトリーと3つのステーションがあり、どれもオープンキッチンでライブ感たっぷり!
新鮮な魚介類をみんなでシェアできる「メルカート シーフードタワー」は、2段で¥18,500。
新鮮な魚介類をみんなでシェアできる「メルカート シーフードタワー」は、2段で¥18,500。
春夏は、テラスで食すのも素敵。
春夏は、テラスで食すのも素敵。
【リュクスな最新ホテル】話題のラグジュアリーホテル『ジャヌ東京』で食と人と時代を楽しむ

ジャヌ東京

東京都港区麻布台1の2の2

☎03・6731・2333(代表)

ダイニング予約☎050・1809・5550(10:00〜18:00)

2名1室利用の1泊1室¥139,550〜(諸税・サ込、朝食つき)
www.janu.com/janu-tokyo/ja/

※メニュー料金は、税込・サ別

東京エディション銀座

4つのダイニングやバーでソーシャルな時間を過ごす

ハイブランドが立ち並ぶ東京・銀座の中央通りから、一本入ったあづま通り。ここに3月末にグランドオープンした『東京エディション銀座』は、ブランドの生みの親であるホテリエのイアン・シュレーガーと建築家の隈研吾による、銀座という街への美しきオマージュのようだ。イアン・シュレーガーが長年提唱する“ロビー・ソーシャライズ”の魅力が、隈研吾が子供のころからよく訪れていたという“大人の町”銀座のリュクスなブティックホテルとして具現化されている。

 

ホテル内には、4つのダイニングとバーがあり、「Lobby Bar」では、昼間はこだわりのコーヒーやペストリーで歓談を、夜はシャンパーニュやワインで気軽にくつろげる。2階にある「Punch Room」は、海外のエディションでは定番ながら日本では初めての、「パンチ」カクテルにフォーカスしたラウンジバー。レストラン「Sophie at EDITION」では、シェアスタイルのブラッスリー料理を提供する。春夏には屋上に緑豊かなナチュラルワインバー「The Roof」も開業予定だ。

 

ここでは、宿泊ゲストのみならずダイニングやバーを利用するゲストも、スタッフから温かな笑顔で迎えてもらえて、自分が特別なゲストになったように感じられる。ひとりで出かけるのもいいし、友人どうし出かけるのもいい。足繁く通ってご贔屓さんになりたくなる、銀座の隠れ家のようなスタイリッシュホテルだ。

まるで銀座の真ん中の隠れ家。『東京エディション銀座』のバーやレストランでくつろぐ贅沢なひとときを

【リュクスな最新ホテル】隠れ家のようなスタイリッシュホテル『東京エディション銀座』
「Punch Room」は、カウンターに座るのではなく、椅子やソファでゆったりくつろいで語らうためのラウンジバー。グループで出かけておいしい「パンチ」カクテルで乾杯!
「Punch Room」は、カウンターに座るのではなく、椅子やソファでゆったりくつろいで語らうためのラウンジバー
パンチとは、サンスクリット語で5を意味するパンチに由来し、イギリスで発展したスパイスや果物などを用いたカクテル。「Punch Room」では、日本の酒文化や食材をテーマにした、ユニークなメニューが並ぶ。
赤玉スイートワインをベースにした「Big Red Dot」¥2,400
複数人でオーダーして、レードルを添えた銀製のパンチボウルで味わって。赤玉スイートワインをベースにした「Big Red Dot」¥2,400
ホワイトメタルのシャープな階段や美しい曲線のカウチソファ
エントランスでドアマンに迎えられてロビーに入ると、ホワイトメタルのシャープな階段や美しい曲線のカウチソファに目を引きつけられる。ソファにエコファースローがかかり、上品なピンクベルベットの椅子に日本のアンティーク織物を合わせているのもエディションらしいセンス。
渋谷の『LittleNap COFFEE ROASTERS』のコーヒー(¥1,500〜)や恵比寿の『LESS』のパネットーネ(¥1,200)
渋谷の『LittleNap COFFEE ROASTERS』のコーヒー(¥1,500〜)や恵比寿の『LESS』のパネットーネ(¥1,200)など、東京発のおいしさも。
「Sophie at EDITION」は、柔らかな光に満たされるレストラン
「Sophie at EDITION」は、柔らかな光に満たされるレストラン。「伝統的なブラッスリー料理を基本にしながらも、東京産の味噌や柚子こしょう、ハチミツなどで風味にアクセントをつけています」と料理長の平川透さん。
ランチはアラカルトのほか3コース(¥6,800)
ランチはアラカルトのほか3コース(¥6,800)もある。ディナーにはアンディーブとブルーチーズのサラダ(¥3,600)や大山鶏のローストチキン(¥7,600)をシェアするのもおすすめ。3コースは¥11,000。
ごぼうの香りを効かせたマッシュルームクリームスープ(¥2,400)も自慢の人気メニュー。
ごぼうの香りを効かせたマッシュルームクリームスープ(¥2,400)も自慢の人気メニュー。

ファッションや映画、音楽のトークをしたくなる居心地よさ

ファッションや映画、音楽のトークをしたくなる居心地よさ
「Sophie at EDITION」の奥の壁には、7人のアーティストによる東京のストリート写真がコレクションされている。ストリートとアートに敬意を払うエディションらしい一画
アイボリーの布で覆われたチェアでくつろげる「Lobby Bar」
アイボリーの布で覆われたチェアでくつろげる「Lobby Bar」。時間帯によりペストリーやフレッシュプレスジュースも用意。ここでさっと簡単な朝食をとるのも都会の流儀
東京エディション銀座
東京エディション銀座

東京エディション銀座

東京都中央区銀座2の8の13

☎︎03・6228・7400

1泊1室¥120,000〜(税・サ別、宿泊のみ)

editionhotels.com/tokyo-ginza

※メニュー料金は、税・サ込

ホテルインディゴ東京渋谷

渋谷の上空にポップなカルチャーホテルが誕生

近隣の街の個性を照らし出すライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ」。国内4軒目のホテルが、’23年8月末、渋谷・道玄坂に開業。館内は渋谷らしい音楽やアート、ストリートカルチャーを取り入れ、にぎやか。客室では、渋谷スクランブルスクエアや代々木公園を眺める、新鮮な渋谷ビューを満喫できる。ネイバーフッドホストのウエアは着物をアップサイクルした「COTÉ MER」。客室や館内のあちこちに「ハチ公」の絵が隠されているのも楽しい。

ホテルインディゴ東京渋谷
ホテルインディゴ東京渋谷
11階にある「Gallery 11」ではインターナショナル料理を提供。広いテラスでは、渋谷の上空にいる気分に
ホテルインディゴ東京渋谷
3名まで泊まれるプレミアムルーム

東京都渋谷区道玄坂2の25の12
☎03・6712・7470(代表)
全272室
スタンダードルーム(2名1室の1泊)¥48,000〜(サ込)
https://www.ihg.com/hotelindigo/hotels/jp/ja/shibuyaku/hndsh/hoteldetail

ホテル椿山荘東京

日本庭園、温泉からアフタヌーンティーまで……。和洋折衷の楽しみが満載!

庭園内に一日数回、幻想的なミストが広がる「東京雲海」は、ホテル利用者のみが楽しめる話題のイベント。散歩していると、伊藤若冲の羅漢石や滝、稲荷神社なども目にとまり知的好奇心をくすぐられる。 ペットと一緒に宿泊ができて、庭園にはドッグパークも完備。庭を眺めながら楽しむアフタヌーンティーも、定番人気だ。全天候型の温水プールがあるスパエリアでは、伊東から毎週直送される温泉が幅広い世代に大好評。

「東京雲海」は、四季折々の趣向で通年開催。ガーデンビューの客室から雲海を見下ろすのも素敵
「東京雲海」は、四季折々の趣向で通年開催。ガーデンビューの客室から雲海を見下ろすのも素敵
ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、英国式のアフタヌーンティーを
ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、英国式のアフタヌーンティーを。1名¥5,450(サ別)。時間を気にせずに親子で部屋で楽しめる一日3室限定の宿泊プランも
プライムスーペリアの客室には、年配者にも子供にも安全なユニバーサル仕様も用意。
プライムスーペリアの客室には、年配者にも子供にも安全なユニバーサル仕様も用意。ベッドのひとつが電動リクライニング式で、バスルームにも特別な配慮がされている。コネクティングルームがあるので、隣室との行き来もOK。庭の眺めもいい

東京都文京区関口2の10の8

☎03・3943・1111

料金/プライムスーペリア¥58,300〜、

和室スイート¥165,000〜(サ別、宿泊税別)

客室/267室 IN15:00 OUT12:00

施設/スパ(温水プール、温泉、ジムなど)、レストラン9ほか

アクセス/地下鉄・江戸川橋駅から徒歩約10分、JR目白駅からタクシーで約5分

https://hotel-chinzanso-tokyo.jp

ザ・リッツ・カールトン東京

価値あるスパ体験とクラブレベル。親子で極上のウェルネスステイ

国内のスパではここだけで体験できるのが「ペディ:マニ:キュアスタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」。足医学の見地から健康を意識したペディキュアでは、角質や乾燥した皮膚を取り去るドライトリートメントのあと、両足をマッサージ。驚くほど自然に輝く、ピカピカの爪に仕上げてくれる。スパには慣れていない親御さんも、きっと満足してくれそう。

 

宿泊は、「ホテルの中のホテル」とも呼ばれるザ・リッツ・カールトン クラブレベルで。ホテル最上階53階のクラブラウンジでは、ひとり一人を名前で呼び、ぬくもりある特別なサービスが受けられる。「旅」と呼ぶのにふさわしい特別なラグジュアリーホテル滞在を。

朝食、軽食、アフタヌーンティー、ディナー前のオードブル、スイーツ&コーディアルと一日に5回ものフードプレゼンテーションがある
朝食、軽食、アフタヌーンティー、ディナー前のオードブル、スイーツ&コーディアルと一日に5回ものフードプレゼンテーションがある
眺めのよいクラブ デラックス ツインの客室。クラブレベルのゲストにはさまざまな特別サービスを提供
眺めのよいクラブ デラックス ツインの客室。クラブレベルのゲストにはさまざまな特別サービスを提供
4つのエリアに分かれた快適なクラブラウンジ
4つのエリアに分かれた快適なクラブラウンジ。毎週金~日曜日の15時から16時20分の間は、ハープ奏者が奏でる美しい音色を聞きながらアフタヌーンティーを楽しめる
「バスティアン・フットケア」(75分¥24,882)は、ポディアトリスト(足医学専門家)のブノワ・ペリエ氏が優しく施術してくれる。温浴施設も利用可
「バスティアン・フットケア」(75分¥24,882)は、ポディアトリスト(足医学専門家)のブノワ・ペリエ氏が優しく施術してくれる。温浴施設も利用可

東京都港区赤坂9の7の1東京ミッドタウン

☎03・3423・8000

料金/クラブ デラックス ツイン¥153,520〜(サ・宿泊税込)

客室/247室 IN15:00 OUT12:00

施設/レストラン3、ラウンジ&バー1、カフェ1、スイーツブティック、スパ(フィットネス、プール)など

アクセス/地下鉄・六本木駅より地下通路直結

https://www.ritzcarlton.com/jp/tokyo

 

パレスホテル東京

10周年イヤーに贅沢なプレミアスイートが登場

5月に開業10周年を迎えた『パレスホテル東京』。ホテル滞在を旅の目的とするゲストが増える中、暮らすように過ごせるレジデンシャル調の「プレミアスイート」が新しく登場した。座り心地のよい大きなL字型ソファの前には凝ったローテーブルを備え、窓辺のダイニングテーブルではゆったりと食事も仕事もできる造り。リラックス感がありながら、ラグジュアリーホテルとしての上品さと格が感じられる90㎡の広さのスイートで、ゆったりとくつろいで。

『パレスホテル東京』 10周年イヤーに贅沢なプレミアスイートが登場
注目の日本画家・春原直人氏作のアートピースが壁に
寝室にもバルコニーを設置
寝室にもバルコニーを設置
プレミアスイートは全6室¥280,000〜(1室料金、税・サ別)
プレミアスイートは全6室¥280,000〜(1室料金、税・サ別)

バルコニーつきの客室で、眺めも食も東京自慢のおもてなし

親子旅なら、ソファやバルコニーでくつろぎながら、部屋でおいしいものをいただく滞在もおすすめ。地下ペストリーショップ「スイーツ&デリ」で人気のサブレを買ったりインルームダイニングで頼んで、夜景がきらめく夜まで、ゆっくりと親子でおしゃべりするのもいい。翌日は、館内のアートを専門家と一緒にめぐるツアーはいかが?

バルコニーつきの客室で、眺めも食も東京自慢のおもてなし  パレスホテル東京(東京都)
日本料理「和田倉」から届く「本マグロの鉄火重」(¥7,510)は、インルームダイニング限定の人気メニュー
日本料理「和田倉」から届く「本マグロの鉄火重」(¥7,510)は、インルームダイニング限定の人気メニュー
デラックスツイン with バルコニーの客室
デラックスツイン with バルコニーの客室

東京都千代田区丸の内1の1の1

☎03・3211・5211

料金/デラックスツイン withバルコニー¥80,000〜(サ別、宿泊税別)

客室/284室 IN15:00 OUT12:00

施設/レストラン7、バー&ラウンジ3、ペストリーショップ、スパ(フィットネス、プール)など

アクセス/地下鉄・大手町駅地下通路直結、JR東京駅から徒歩約8分

https://www.palacehoteltokyo.com

 

The Okura Tokyo

スパや客室でリラックスできる新デイスパプランが登場

これまで会員や宿泊客を中心に利用されてきたOkura Fitness & Spaに、デイスパ利用を楽しめる「ウェルネス スパ パッケージ」が登場。10時にチェックインしたらまずはスパの温浴施設でリラックス、ボディトリートメントを受けたら、客室でウェルネスランチを。さらに、プールやジムも利用できて、客室のチェックアウトは夕方17時。泊まらなくても、最上級の施設と客室、フランス発スパブランド「ANNAYAKE」を堪能できるのが魅力的。
The Okura Tokyo
自然光が心地よいプール
The Okura Tokyo
サラダ、サンドイッチ、ミネストローネスープとほどよい量感あるランチ
The Okura Tokyo
90分のボディトリートメントは、4コースから選択

東京都港区虎ノ門2の10の4 Okura Fitness & Spa
☎03・3505・6086(直通)
「ウェルネス スパ パッケージ」は、1名¥64,040〜、2名¥89,040〜(室料、プール・ジム・温浴施設の利用、スパトリートメント、昼食込)
https://theokuratokyo.jp

 

ハイアット リージェンシー 東京ベイ

東京湾を望めるルーフトップ バーも素敵

都心からもすぐにアクセスできるアーバンリゾートとして、『ハイアット リージェンシー 東京ベイ』が千葉・浦安に7月12日開業。東京湾を一望するロケーションに、シービューの客室や世界的デザイナーのコシノジュンコ氏が手がけたスイートも備えている。空と海を一望するルーフトップ バーやザ・ガーデン ブラッスリー&バーなどもリゾート感たっぷり。JR新浦安駅から、無料シャトルバスで約10分。東京ディズニーリゾート®へは、無料シャトルバスで約20分。
ハイアット リージェンシー 東京ベイ
ルーフトップ バーでは、オリジナルのシグネチャーカクテルなどが楽しめる
ハイアット リージェンシー 東京ベイ
季節の花やアートで飾られたロビー
ハイアット リージェンシー 東京ベイ
オーシャンビューツインの客室

千葉県浦安市明海5の8の23
☎047・305・1234
全350室 ¥17,400~(1室2名利用の1名料金)

https://hyattregencytokyobay.jp/top/
 

全部、足を運んでウォッチしました!

クール坪田海外と国内のホテル取材歴30年以上のトラベルライター。ビューと建築が素敵なホテルが好み。

エレガンテ安齋:連載も好評のワイン&フードジャーナリスト。ホテルの食には一家言あり!頼れる大人の美食賢者。

フォーシーズンズホテル東京大手町

食のレベル高し!天空の大人の遊び場

ラウンジやレストラン、ガーデンビューの客室から外を眺めると、そこには見たことのなかった東京のパノラマが。皇居の森を間近に、遠く新宿までを見晴らすスカイラインが美しく、まるで都心の森の上空にいるような気分。

39階にレストランやスパなどパブリックな施設が集まり、滞在しながら、東京をリードする最新のライフスタイルに出会うことができる。

「ここは、食のレベルが全体的にとても高い。フレンチ、イタリアン、アフタヌーンティー、バーと、すべて期待以上です。イタリアンの『ピニェート』は、テラスがまた開放される春が待ち遠しいです」(安齋)

「著名な建築家のジャン・ミッシェル・ギャシーによるグレーとベージュを基調にした内装も素敵」(坪田)

“アデライデ”が手がけるスパブティックでの器やランジェリーのセレクトも必見。

窓いっぱいに都心の眺めが広がる、デラックスルーム-皇居御苑ビュー-

「朝起きたとき、自分の部屋から広い空と東京のパノラマを眺めるのが至福!」(坪田)。窓いっぱいに都心の眺めが広がる、デラックスルーム-皇居御苑ビュー。

BGMが水中まで聞こえる、全長20mの屋内温水プール

BGMが水中まで聞こえる、全長20mの屋内温水プール。「プールサイドのソファが心地よくて、つい長居をしそう」(坪田)

『ピニェート』の、香り豊かなトリュフが楽し めるピザ

「『ピニェート』の、香り豊かなトリュフが楽しめるピザ。この贅沢さを気軽に味わえます」(安齋)

「バー『ヴェルテュ』は、ヘッドバーテンダー・  ジョシュア・ペレズ氏のカクテルが美味」(安齋)

「バー『ヴェルテュ』は、ヘッドバーテンダー・ジョシュア・ペレズ氏のカクテルが美味」(安齋)

皇居東御苑を望めるパノラマスイートの浴室

皇居東御苑を望めるパノラマスイートの浴室。

東京都千代田区大手町1の2の1

☎03・6810・0600

全190室

¥75,000〜(1室、税・サ別)

www.fourseasons.com/jp/otemachi

 

東京エディション虎ノ門

エシカルで贅沢な、新しい“都会のリラックスムード”を体感

高層ビルが増えつつある虎ノ門で、『東京エディション虎ノ門』は、いわば都会のオアシス。昼は、緑いっぱいのロビーでくつろいだり、アフタヌーンティーを楽しんだり。夜はDJが入ることもあるラウンジでヒップなモードにスイッチできる。ステイケーションでは、静せいひつ)な時空間と最上級の技術に癒されるスパも、ぜひ体験したいもの。

「世界的ホテリエのイアン・シュレーガー氏が、過去と今の東京へのオマージュとしてつくり上げたホテル。エシカルで贅沢な、都会の新しいリラックスムードを満喫できます。紙製の水ボトルをはじめ、環境に配慮したさまざまなアイテムや気づきも楽しい」(坪田)


レストラン『ブルー ルーム』の料理も上々の評判。「軽やかでおいしい。窓から東京タワーが大きく見えてちょっと’80年代風なのですが、これがまた最新の気分かも。今年オープン予定の、ロンドンのスターシェフ、トム・エイキンズ監修『ジェイド ルーム + ガーデン テラス』にも期待しています!」(安齋)

ロビー バーでは、リビングのようにくつろげるソファ席がおすすめ。

「ロビー バーでは、リビングのようにくつろげるソファ席がおすすめ。アフタヌーンティーは、ひと口で食べやすく特にスコーンがおいしい。スイーツもほどよい甘さで飽きません」(安齋)

スペシャリティレストラン「ジェイド ルーム + ガーデン テラス」

スペシャリティレストラン「ジェイド ルーム + ガーデンテラス」には、東京タワーを間近にする屋外テラスも設置。オープン後は、大人気必至。

写真のロフトテラスの客室は、室内が51㎡、テラスが42㎡

写真のロフトテラスの客室は、室内が51㎡、テラスが42㎡

31階エレベーターホールでは、デザイナー・倉俣史朗作の名作チェアと写真家・渡辺克巳作の昔の新宿の写真

「31階エレベーターホールでは、デザイナー・倉俣史朗作の名作チェアと写真家・渡辺克巳作の昔の新宿の写真をチェックして」(坪田)

スパのプロダクツも上質なオリジナル

スパのプロダクツも上質なオリジナル。

東京都港区虎ノ門4の1の1

☎03・5422・1600

全206室 ¥60,000〜(1室、税・サ別)

www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoet-the-tokyo-edition-toranomon

 

キンプトン新宿東京

ペットと一緒に。NYスタイルの最先端を味わう

エントランスには、今日のワンちゃんゲストを描いたウェルカムの黒板が! 『キンプトン新宿東京』は、都会では珍しいペットフレンドリーなホテル。「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」と「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」のラウンジとテラスはもちろん、全151室のうち57室もの客室でペットとのお泊まりOK。エレベーターに乗れる家庭飼育のペットであれば、どんな動物でも受け入れ可能だとか。


「ラグジュアリーなのに、肩の力が抜けた感じがいいですね。館内のモダンアートは、ニューヨークのMOMAとかグッゲンハイムを思わせます。『ディストリクト』は、一見カジュアルですが、ワインのラインナップが秀逸です」(安齋)。ゲストにぴったりのパーソナルなおもてなしをしてくれるのがキンプトン。「ここに泊まったら、思いきりわがままをいってみるのもいいかも」(坪田)
KIMPTON SHINJYUKU TOKYO/キンプトン新宿東京
眺めるだけでも楽しい、1階のコンセプトストア。東京らしくて、かつキンプトンらしいセレクトアイテムを販売。おしゃれなドッグウエアも売られている。
客室にブルテリアのキュートな置物を発見
客室にブルテリアのキュートな置物を発見。「アーティスト・高橋理子氏の浴衣やルルレモン製ヨガマットなど、部屋の備品にもこだわりが」(坪田)
総支配人のネイザン・クック氏も、ときどきは愛犬のウィペット種・ウィラちゃんと一緒にホテルに出社。
総支配人のネイザン・クック氏も、ときどきは愛犬のウィペット種・ウィラちゃんと一緒にホテルに出社。「ホテルに滞在するゲストのかたがたと、ペットの話をするのも楽しみです」
代々木公園を眺めるプレミアスイートキングの客室
代々木公園を眺めるプレミアスイートキングの客室。「毎日17時から18時、イブニングソーシャルアワーでワインやカクテルを楽しめるのも魅力」(坪田)
「ディストリクト」の車海老のカクテル サウザンドアイランドソース。
「ディストリクト」の車海老のカクテル サウザンドアイランドソース。
ワインは、スイスワインのサヴァニャンを合わせて
「ワインは、スイスワインのサヴァニャンを合わせて。ソムリエがとても優秀でセンスがいい。グラスシャンパーニュは、マグナムボトルからサーブしてくれます」(安齋)

東京都新宿区西新宿3の4の7

☎03・6258・1111

0120・056・658(IHG・ ANAホテルズ予約センター)

全151室 ¥40,000~(1室、税・サ別)

https://www.kimptonshinjuku.com/jp/

 

メズム東京、オートグラフ コレクション

朝焼け、夕暮れ、夜景…東京湾の七変化を心ゆくまで

MESM TOKYO, AUTOGRAPH COLLECTION/メズム東京、オートグラフ コレクション
東京湾岸に広がる複合施設ウォーターズ竹芝内に誕生した『メズム東京、オートグラフ コレクション』。ロビーや一部の客室から眺める、浜離宮恩賜庭園と隅田川から東京湾岸へと広がる光景は、これまで見たことのなかった新しい東京ビュー。

「印象的だったのがロビーから見渡す浜離宮恩賜庭園の緑と東京湾を行き交う船、その向こうのビル群。日が落ちると浜離宮がしだいに闇に溶けて、ビル群の光が輝きはじめるのが、知っているようで知らない東京でした。暮れなずむ景色を眺めながら、ここのバーでゆっくりひとりで飲む時間は、最高の贅沢かも!」(安齋)

客室にも小さな驚きがいっぱい。「本の形のボックス入りのアメニティも凝っているし、ジェンダーレスのバスアメニティも21世紀的。すべてが、“新しい東京”に裏づけられています。不二家ペコちゃんの大人バージョンのお菓子もツボです」(坪田)
浜離宮を見下ろす「チャプター1」の客室
浜離宮を見下ろす「チャプター1」の客室。全室にカシオのデジタルピアノが置かれ、自由に演奏することができる。
ロビー天井にヤマハのスピーカーが埋め込まれていて、音質も上々
「ロビー天井にヤマハのスピーカーが埋め込まれていて、音質も上々。景色とともに時間で変わる音楽もイカしてます」(坪田)
隅田川を俯瞰する夜景もほかにはないビュー。
隅田川を俯瞰する夜景もほかにはないビュー。
ボッティチェッリの“ヴィーナスの誕生”がテーマのミクソロジー
ボッティチェッリの“ヴィーナスの誕生”がテーマのミクソロジー。「玉手箱を開けると白い煙が立ち込めて。驚きのある仕掛けが楽しい」(安齋)

東京都港区海岸1の10の30

WATERS takeshiba

☎03・5777・1111

全205室 ¥65,527〜(1室2名利用の1泊料金、朝食つき、税・サ込)

www.mesm.jp

 

アロフト東京銀座

東銀座の昭和通り沿い、夜はLED照明が輝くホテル『アロフト東京銀座』オープン空間や客室に現代アートを配し、最新の音楽が流れる、次世代型のホテルです。(坪田)

ここは「ザ・ウエアハウス」のハンバーガーが美味でした! スタッフも、制服はカジュアルですが、サービスは上級。ハンバーガーにグラスワインというのも、こなれた使い方かも。(安齋)
アロフト東京銀座
アロフト東京銀座 ザ・ウエアハウスのハンバーガー

東京都中央区銀座6の14の3

☎03・6278・8122

www.marriott.co.jp/tyoal

ACホテル・バイ・マリオット東京銀座

銀座にある『ACホテル・バイ・マリオット東京銀座』は、大人カジュアルな雰囲気。スペイン発のACは、欧米では知られたホテルで、客室はシンプルかつスタイリッシュ。レストランのカウンターは女性ひとりでも気軽に使えます。銀ブラや仕事のあと、スペイン産ジンのジントニックとタパスでひと息つくのもおすすめです。(坪田)
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座 客室

東京都中央区銀座6の14の7

☎03・5550・0102

www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoar-achotel-tokyo-ginza/

 

ザ・ゲートホテル両国 by HULIC

屈指のリバービューを楽しめるのが、『ザ・ゲートホテル両国 by HULIC』。ダイニングの「Anchor Ryogoku Riverside」は、隅田川に面していて、下町風情たっぷり。目の前で船が発着し、ゆるやかな空気感が感じられて、プチ観光気分!パンやベーコンなどに地元店のものを使って、地元を盛り上げようとしているところも好感度が高いです。料理もきちんとしていて、このコースが3000円代とはかなりお得。(安齋)
ザ・ゲートホテル両国 by HULIC
ザ・ゲートホテル両国 by HULIC ダイニングAnchor Ryogoku Riverside

東京都墨田区横網1の2の13

☎03・5637・7041

www.gate-hotel.jp/ryogoku/

 

SORANO HOTEL(ソラノホテル)

東京の西部にも、注目のホテルが。立川にあるウェルビーイングをコンセプトにした『SORANO HOTEL』は、水着で入るインドアスパや屋外のインフィニティプールが人気。客室は、仏人建築家のグエナエル・ニコラ氏による内装で、すっきりとおしゃれ。隣は広大な昭和記念公園で、都内なのにリゾート感がありますね。(坪田)
『SORANO HOTEL』
SORANO HOTELの客室
和食をベースに各国料理のエッセンスをかけ合わせた「クロスオーバーフード」も、リピートしたいおいしさ。“大地のサラダ”は、味も食感も多彩で食べ飽きません。ワインも、注目度の高い生産者が多く、魅力的なラインナップ。(安齋)
クロスオーバーフード

東京都立川市緑町3の1

☎042・540・7777

soranohotel.com

 

sequence MIYASHITA PARK

渋谷の宮下公園にある『sequence MIYASHITA PARK』。新しい景観なのに、タワーレコードのビルボードが見えたりして、アラフィー世代にとっては懐かしい風景なのでは。渋谷での待ち合わせにいいかと。(安齋)
sequence MIYASHITA PARK

東京都渋谷区神宮前6の20の10

MIYASHITA PARK North

☎03・5468・6131

www.sequencehotels.com/miyashita-park/
 

sequence SUIDOBASHI

シークエンスは、水道橋の『sequence SUIDOBASHI』が、チェックインはもちろん、荷物ロッカーや客室も最先端技術の顔認証システム。ホテルもどんどんIT化が進んでいます。(坪田)
sequence MIYASHITA PARK

東京都千代田区神田三崎町2の22の17

☎03・3222・3131

www.sequencehotels.com/suidobashi/

 

ザ・キャピトルホテル 東急

人気のアフタヌーンティーを客室で楽しめる

大好評の「ザ・キャピトル アフタヌーンティー」。通常はラウンジ「ORIGAMI」での提供だが、ゆったりと客室で楽しめる宿泊プランも人気。
ザ・キャピトルホテル 東急
駿河竹千筋細工の職人による手仕事で作られた繊細なティースタンドは、和の意匠でまとめられたシックな客室になじんでフォトジェニック。
愛らしく上質な大人のアフタヌーンティーは、女子旅や親子旅にもおすすめ。
愛らしく上質な大人のアフタヌーンティーは、女子旅や親子旅にもおすすめ。
愛らしく上質な大人のアフタヌーンティーは、女子旅や親子旅にもおすすめ。

東京都千代田区永田町2の10の3 

☎03・3503・0109

全251室 アフタヌーンティーつき宿泊プラン¥35,959〜

(2名1室利用の1泊1名、朝食つき、税・サ別)特定日を除く通年販売

www.capitolhoteltokyu.com/

 

ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京

ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京

心と体に向き合う「ウェルネス リチュアル」

「ウェルネス リチュアル」は、今こそ受けたい、呼吸法、ヨガ、ボディトリートメントを組み合わせた独自のプログラム。ヨガの資格をもつセラピストが全行程を担当し、都心の絶景を望むスパスイートでプライベートに実施。呼吸法&ヨガでは、体内にしっかりと血液や酸素を取り入れ、凝り固まった筋肉をゆるめてゆく。続く「インナーストレングス」ではアロマオイルの施術で、リンパや血液の流れをよくし、活力を与えて健やかな心身に。

ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京

東京都中央区日本橋室町2の1の1

☎03・3270・8300(スパ コンシェルジュ直通 10:00〜20:00)

ウェルネス リチュアル 120分¥52,800(サ別)

※呼吸法&ヨガセッション(45分)+「インナーストレングス」ボディトリートメント(75分)

www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/

神奈川県のおすすめホテル

仙石原古今

温泉も送迎もプライベートに。5室のみの贅沢ステイ

プライベートで上質なもてなしを満喫できる宿『鎌倉古今』の姉妹ホテル『仙石原古今』が、’24年2月2日に開業予定。箱根・仙石原の自然に抱かれた約1000坪の庭園に、スイートが5部屋のみという贅沢さ。全室に温泉、プライベートサウナ、水風呂を備え、パブリックバスでは、竹林の箱庭を眺める半露天風呂や薬草湯も楽しめる。夕食はレストランでオリジナルのモダンフレンチを、朝食にはこだわりの和食を提供。ゲストのさまざまな要望に全力で応えるホスピタリティは、5室のみだからこそ実現できるもの。庭には3匹のヤギが飼われていて、キッチンから出た残り野菜を飼料にするなど、循環型の施設を目ざすホテルだ。

仙石原古今
隣のゲストを気にすることなく、ゆっくりと食事ができるレストラン
「松阪牛の薪火焼き」など、地元素材を多く用い、薪火で仕上げたフレンチを提供。
「松阪牛の薪火焼き」など、地元素材を多く用い、薪火で仕上げたフレンチを提供。食材の好みやベジタリアン、ヴィーガンなどにも可能なかぎり応える
5室のうち、4室のリビングや浴室からは富士山の眺望を楽しめる。全室の浴室は20㎡という広さ
5室のうち、4室のリビングや浴室からは富士山の眺望を楽しめる。全室の浴室は20㎡という広さ
寝室には、シモンズ社製の大きなツインベッドを備える
寝室には、シモンズ社製の大きなツインベッドを備える
126㎡もあるラグジュアリースイート「綾」のリビング。ほかスイート4室も92㎡というゆとりの空間
126㎡もあるラグジュアリースイート「綾」のリビング。ほかスイート4室も92㎡というゆとりの空間
周辺のゴルフ場や美術館、箱根ロープウェイ桃源台駅など、周囲への無料送迎サービスが滞在中は何度でもOK
周辺のゴルフ場や美術館、箱根ロープウェイ桃源台駅など、周囲への無料送迎サービスが滞在中は何度でもOK

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1245の280
☎080・4893・5500(開業準備室)
¥88,000〜(2名1室利用の1泊1名料金、2食つき、入湯税別)
https://www.sengokubara-cocon.jp

水鏡の離れ

森の中で暮らすように過ごす一日1組限定の宿が誕生

軽井沢で人気を呼んだ一棟貸し別荘『森の離れ』に続き、離れシリーズの第2弾として、今年1月『水鏡の離れ』が神奈川県湯河原町に誕生した。一日1組のみが利用できる3階建ての貸し別荘は、黒を基調にしたコンテンポラリーな外観。内装もあえて暗めにすることで自然光を巧みに取り込み、リラックスできる空間になっている。リビングやベッドルームは、天井にも森が映し出される空間設計。まるで森の中にいるような気分で、滞在することができる。風呂上がりには、森と川を望むテラスで風を感じながら森林浴を。忙しい日常から抜け出して、週末のエスケープ先にしてみたい。

【50代のための癒しのスパ&リゾート3選】森林浴が楽しめる『水鏡の離れ』
2階のリビング&キッチンの目の前には豊かな森が広がる
2階のリビング&キッチンの目の前には豊かな森が広がる
浴室の大きな窓は曇らないような加工がされており、お湯にも森の景色が映し出される。浴室から直接つながるテラスもある
キッチンにはバルミューダのケトルやオーブンレンジなどの調理家電
キッチンにはバルミューダのケトルやオーブンレンジなどの調理家電も取りそろえられており、料理も楽しめる
すぐそばに小川が流れる立地
ベッドルームは3階にあり、山の上から朝日が射し込む

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上683の8
☎0267・31・5289
¥80,000〜(1棟1泊料金、税込)
4名まで利用可能
チェックイン15:00〜、チェックアウト〜10:00
湯河原駅から車で8分、またはバスで20分
https://suikyounohanare.airhost.co/ja/houses/355627(予約サイト)

ウェスティンホテル 横浜

“ウェルビーイング”をテーマに横浜みなとみらいに誕生

'22年6月に横浜みなとみらい地区に開業した『ウェスティンホテル横浜』。心地よく泊まって、健康になる“ウェルビーイング”をテーマにした上質のライフスタイルホテルだ。23階のロビーは、屋内にいながらにして風や緑を感じるような、オーガニックな内装デザイン。プールやジム、スパなどがある5階のウェルネスフロアは、1000㎡を超える広さを誇る。客室には、“雲の上の寝心地”と称されるウェスティン独自のヘブンリーベッドを備え、枕もとにあるラベンダーバームの香りでゆったりと眠りについて。レストランやバーも5カ所あり、広い空を眺めながらいただくロビーラウンジでのアフタヌーンティーは早くも大人気に。

ベイルームの客室。全客室にヘブンリーベッドを設置
ベイルームの客室。全客室にヘブンリーベッドを設置
5階ウェルネスフロアにある長さ20mの屋内温水プール。ジャグジーやサウナなどもある
5階ウェルネスフロアにある長さ20mの屋内温水プール。ジャグジーやサウナなどもある
カジュアルな雰囲気の中、地産地消を意識したモダンなフレンチが楽しめる「ブラッスリー・デュ・ケ」
カジュアルな雰囲気の中、地産地消を意識したモダンなフレンチが楽しめる「ブラッスリー・デュ・ケ」

神奈川県横浜市西区みなとみらい4の2の8

☎045・577・0888
全373室 ベイルーム ダブル 1室 ¥32,000〜

www.westinyokohama.co.jp

石葉

推薦者:ライター&エディター 鈴木奈代さん

しつらえの妙と温泉、美食。すべてが心地よい至福の宿

「建物や家具、しつらえが素敵。そのセンスが行き届いた全体の心地よさが宿の魅力だと思います」と鈴木さん。

 

一昨年、離れの客室「観月庵」を開放感あふれる洋のしつらえを取り入れてリニューアル。広い月見台にカール・ハンセンのチェアを置き、箱根の山々が眺められるように。畳にはオリジナルの低めの椅子やベッドを備えるなど、快適さを追求しつつ、数寄屋風の雰囲気をしっかり残した。 大浴場は人数制限があり、親世代との旅でも安心。脱衣所が広々として清潔感があり、ここにも名作椅子が置かれている。

 

大浴場も内風呂もすべて自家源泉のかけ流し。無色透明、古くから名湯の誉れ高い上質なお湯だ。

しつらえの妙と温泉、美食。すべてが心地よい至福の宿  石葉(神奈川県)
日暮れになれば、いよいよこの宿のハイライトである夕食。相模湾の幸と箱根近辺の山と里の幸。正統派の日本料理の技を駆使しながら、家庭料理のぬくもりを潜ませ、洗練の味に仕上げている。春なら、突き出しはうすい豆豆腐に、女将手作りの果実酒。シンプルに炭火で焼いた和牛に、希少な花山椒をたっぷり添える。定評のある朝食は食材の質にこだわり、炊きたてのごはんから味噌汁や卵焼き、漬け物にいたるまでていねいな作り。しみじみとした味だ。

「夕食は季節のものを、毎回量も質もバランスよくていねいに作っていらっしゃると感じます。家族の食材の好みにもこまやかに対応してくださり、親世代にはおいしいものを少しずついただけるのがありがたいですね。朝食に出る干物は塩かげんが好きで買って帰るほど」

すべての料理は客室でいただく。熱いものは熱いまま、冷たいものは冷たく。作りたてにこだわり、ごはんはお釜ごと運ぶ。何げない食後のコーヒーもベストな70℃を心がける。すべてがお客さま目線のサービスは、女将直伝。長年育まれてきたおもてなしの心が空間に、料理に、サービスに宿っている。
搾りたてのフルーツジュースが供されたあとで運ばれてくる朝食。
搾りたてのフルーツジュースが供されたあとで運ばれてくる朝食。炊きたてのごはんは茨城産ミルキークイーン。大アサリとねぎの味噌汁。たらこ、わさび漬け、かまぼこ。優しい甘味の関東風厚焼き玉子。希望すれば、関西風のだし巻きにも。ひりょうずと野菜の炊き物。ほうれん草のおひたし、しらすおろし、アジの干物。素材や形の取り合わせが華やかな和の器使い
開放的な大浴場。入浴は15時から翌10時半まで。上階の小浴場と男女を夜中12時に入れ替えるのでいずれも楽しめる
開放的な大浴場。入浴は15時から翌10時半まで。上階の小浴場と男女を夜中12時に入れ替えるのでいずれも楽しめる
離れの「観月庵」は本間10畳、次ノ間の寝室が6畳。
離れの「観月庵」は本間10畳、次ノ間の寝室が6畳。本間はテーブルと椅子のしつらえで、椅子は家具作家の般若芳行による石葉オリジナル。床には竹内栖鳳描く蜂の軸が

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上749

☎0465・62・3808

料金/¥61,750~(サ・入湯税込)

客室/9室(温泉風呂つき4室、温泉風呂つき離れ2室)

IN15:00 OUT12:00

施設/大浴場、小浴場(ともに露天風呂あり)

アクセス/JR湯河原駅より車で約8分

https://www.sekiyou.com

箱根・翠松園

推薦者:スタイリスト&ファッションディレクター 青木貴子さん

連泊してくつろぐのもいい、小涌谷の大人の隠れ家

「滞在中は食事以外でほとんど部屋から出ないくらい(笑)。お部屋でゆっくり過ごしてリフレッシュするのに向いている宿だと思いますね」と青木さん。

 

インテリアは奇をてらわず、木材をはじめ籐、陶器など自然素材がふんだんに使われている。「モダンすぎず、親世代にもなじみやすいはずです」。

 

部屋ごとにスタイルが異なるので、リピーターには気分に合わせて選ぶ楽しみがあるそう。ダイニングはかつての三井財閥の別荘の建物。まさに別荘気分で何度も泊まってみたい宿だ。

ラグジュアリースイート・ツイン「尚(ねがう)」。約100㎡と広々とした室内はウォルナットを基調にしたシックな空間。
ラグジュアリースイート・ツイン「尚(ねがう)」。約100㎡と広々とした室内はウォルナットを基調にしたシックな空間。リビングルームだけでなく和室やダイニングなど、過ごし方はさまざま。奥にはハンモックを備えたテラスがある
「尚」の半露天風呂。室内にはミストサウナのシャワーブースもあり。
「尚」の半露天風呂。室内にはミストサウナのシャワーブースもあり。「どの客室も源泉かけ流しの温泉。お部屋のお風呂で満足できるのがうれしいです」と青木さん
大正時代に建てられた三井家の別荘建築が館内のメインダイニング「料亭 紅葉」に。
大正時代に建てられた三井家の別荘建築が館内のメインダイニング「料亭 紅葉」に。ここで日本料理と鉄板料理が供される
華やかな日本料理の前菜
華やかな日本料理の前菜

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷519の9

☎0570・0117・22

料金/¥41,950~(サ・入湯税込)

客室/23室

IN15:00 OUT11:00

施設/大浴場(露天風呂あり)、スパ

アクセス/JR小田原駅または箱根登山鉄道・箱根湯本駅よりバスにて「小涌園バス停」下車 徒歩約3分。東名高速道路・厚木ICから約60分、御殿場ICから約30分

https://www.hakonesuishoen.jp

立ち寄り情報

『ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ』……強羅に4/15オープン予定の新施設。アーティストのセンスと箱根の自然の調和に期待が高まる。

ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ

口コミにご協力くださった方々
料理家 サルボ恭子さん
スタイリスト 徳原文子さん
「箱根の我が家」というコンセプトを掲げ、快適な客室、クオリティの高い料理と温かなサービスを提供するホテル。大涌谷を源泉とする温泉大浴場、畳敷きのスペースのあるスイートルームなど、親世代の希望にかなう設備も万全。自然療法による本格的トリートメントが受けられる「スパIZUMI」(完全予約制)、リビングルームのアフタヌーンティーも親子で楽しみたい。

両親と妹も呼んで訪れます。それぞれに部屋を借りて、ゆっくり会食。シティホテルのホスピタリティと機能性、リゾートホテルの快適さを兼ね備えていますね(サルボさん)

こちらの予約がとれたら箱根旅はひと安心。部屋でのんびりするだけでなく、ラウンジやスパに行ったり。“みんな一緒”以外の楽しみが多いことも心強く思います(徳原さん)

窓の外に箱根の山並みの景色が広がる「マウンテンビューツインルーム」
窓の外に箱根の山並みの景色が広がる「マウンテンビューツインルーム」
「スパIZUMI」のリラックスを促すオリジナルディフューザー「Kakoi」(¥11,000)。おみやげに人気
「スパIZUMI」のリラックスを促すオリジナルディフューザー「Kakoi」(¥11,000)。おみやげに人気
「ダイニングルーム-ウェスタンキュイジーヌ」のアラカルトメニューの一例、「鎌倉産 ブッラータチーズ トマトのサラダ仕立て バルサミコドレッシング」
「ダイニングルーム-ウェスタンキュイジーヌ」のアラカルトメニューの一例、「鎌倉産 ブッラータチーズ トマトのサラダ仕立て バルサミコドレッシング」

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320

☎0460・82・2000

料金/¥33,872~(サ込、入湯税別)

客室/80室(アクセシブルルーム、ドッグフレンドリールームあり)

IN15:00 OUT12:00

施設/温泉大浴場、スパIZUMI

JR小田原駅よりタクシー、ホテルシャトルバスで約45分。箱根登山鉄道・強羅駅よりタクシー、シャトルバスで約5分

hakone.regency.hyatt.jp

 

仙郷楼 別邸 奥の樹々

『仙郷楼』の敷地に独立してある、『別邸 奥の樹々』。和建築の6つの客室はすべて離れで、専有面積が25坪~35坪と広々としているのが特徴。庭に面して開口部が大きくとられ、リビングスペースでくつろぎながらパノラマを満喫することができる。食事も名物の白濁の湯の温泉もすべて離れの中で完結するので、親子でゆったり過ごすおこもりにふさわしい。

入口から特別でプライベート感がきわだつお宿。動線が工夫されているので、自分たち夫婦と両親とで離れ一棟で過ごしても快適です。お庭もそれぞれの窓からの眺めが意識されていますね(サルボさん)

10畳の和室が2間、月見台、内風呂、露天風呂を備える、広々とした離れの「山栗」
10畳の和室が2間、月見台、内風呂、露天風呂を備える、広々とした離れの「山栗」。トイレが2カ所あり、4人で泊まっても水まわりの動線が重ならないようになっているのがポイント
庭に面した露天風呂。庭の花々と奥の山並みのコントラストが、春はとりわけ美しい。お湯はなめらかな白濁の硫黄泉
庭に面した露天風呂。庭の花々と奥の山並みのコントラストが、春はとりわけ美しい。お湯はなめらかな白濁の硫黄泉

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1284

☎0460・84・8521

料金/¥49,650~(サなし、入湯税込)

客室/6室(すべて離れ、露天風呂つき)

IN14:00~18:00 OUT11:00

アクセス/JR小田原駅から箱根登山バス約50分。仙郷楼前バス停下車 東名高速道路・御殿場ICから約15分

https://senkyoro.co.jp/okunokigi.html

 

小田急 山のホテル

庭も部屋も……車椅子のかたも一緒に楽しめる

かつての岩㟢小彌太男爵の別邸跡に立ちヨーロッパの古城を彷彿とさせるリゾートホテル。全室、庭園越しに芦ノ湖を望むことができ、広大な敷地を誇る大庭園は何度訪れても飽きることのない美しい風景が広がる。周辺には箱根の名所がそろい観光の拠点としても最適な立地。

四季折々の景色が楽しめる庭園からは富士山も望め、初夏には専任スタッフが管理するツツジが群れ咲く。車椅子のかたも安心なスロープ完備
四季折々の景色が楽しめる庭園からは富士山も望め、初夏には専任スタッフが管理するツツジが群れ咲く。車椅子のかたも安心なスロープ完備
お部屋プランの洋食。ほかには芦ノ湖が眺められるテラスつきのフランス料理「ヴェル・ボワ」
お部屋プランの洋食。ほかには芦ノ湖が眺められるテラスつきのフランス料理「ヴェル・ボワ」、日本料理「つつじの茶屋」でも、美しい景色とともに美食が味わえる
お部屋プランの洋食。ほかには芦ノ湖が眺められるテラスつきのフランス料理「ヴェル・ボワ」、日本料理「つつじの茶屋」でも、美しい景色とともに美食が味わえる
車椅子のかたも過ごしやすいように、フローリングの床にベッドスペースと畳コーナーを備えた温泉付き和洋室。窓からは広大な庭園が望める

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80

☎0460・83・6321

料金/スタンダードツイン¥27,000〜、温泉付き和洋室¥47,000〜(お部屋食プラン夕朝食つき)

客室/89室 IN15:00 OUT12:00

施設/大浴場、露天風呂、サウナ、スパ、館内バリアフリー

アクセス/箱根登山バス・元箱根港バス停より車で約5分 無料シャトルバスあり

www.hakone-hoteldeyama.jp

 

ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜

グラマラスな最新ラグジュアリーを満喫

イタリア料理レストランは、現代アートのようなモダンな空間。日本料理と鉄板焼レストラン、ハワイの木をモチーフにしたラウンジ&バーなどのダイニングも人気が高い。客室コンセプトは“クリスタルモダン”。横浜を再発見する宿泊者限定プログラムも充実している。
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜
みなとみらい21地区の景観を望める角部屋のザ・カハラスイート。
ウッディな風合いある「ザ・カハラ ラウンジ」
ウッディな風合いある「ザ・カハラ ラウンジ」。
水庭に囲まれた「日本料理 濱」の個室
水庭に囲まれた「日本料理 濱」の個室。

神奈川県横浜市西区みなとみらい1の1の3

☎045・522・0008

全146室 ¥85,000〜(1泊室料、税別・サ込)

https://thekahala.jp/yokohama

 

箱根リトリート villa 1/f

鳥のさえずりや風の音を聞きながらゆったりと過ごすひと時

広大な森に点在する、全室に温泉を備えたヴィラ

周囲の自然に溶け込むような、木材を多用したナチュラルな建築デザインで、すべてのヴィラに専用の温泉と暖炉つき。秋冬の時期でも、ぬくもりを感じながら室内で贅沢な時間を過ごせるのが魅力だ。

 

現地到着後は、駐車場から専用カートに乗り、ほかのゲストと対面することなくヴィラまで行って、チェックイン。お重スタイルの夕食と和食の朝食は、どちらも部屋で。ヴィラ内にワインセラーもあり、別荘気分でくつろげる。夕食は、歴史ある日本家屋を改築した「料亭 俵石」の個室で会席料理という選択肢も(一日2組限定)。また、隣接するföreのフランス料理ダイニングやカフェ&ラウンジ、大浴場なども利用できる。

 

自室にこもりながらも、開放感たっぷりに自然とつながる心地よさを味わえる、今の時代にふさわしいスタイルの宿だ。

箱根リトリート villa 1/f
三方に大きな窓をめぐらせて、森に面した広い視界を楽しめる5号棟。庭のテラスには、薄緑色が美しい石の露天風呂を備えていて、部屋でも風呂でも自然と溶け合う気分になれる。ベッドはツイン仕様。
ツリーハウスのようなヴィラ
ツリーハウスのようなヴィラ、デッキチェアで小川を眺められるヴィラなど、11室それぞれに異なる造り。
テラスに大きな温泉露天風呂がある10号棟では、星空を眺めながらゆったり温泉を楽しんで
テラスに大きな温泉露天風呂がある10号棟では、星空を眺めながらゆったり温泉を楽しんで。ミニキッチンつきの2ベッドルームで、家族やグループ向き。
会席料理の献立から、鰻のリゾット。八寸、割鮮、焼き物、温物、鍋など、七十二候を意識し、洋食の要素も取り入れた献立
会席料理の献立から、鰻のリゾット。八寸、割鮮、焼き物、温物、鍋など、七十二候を意識し、洋食の要素も取り入れた献立

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1286の116

☎0460・83・9090

¥51,000〜(2名1室利用の1泊1名料金、夕朝食つき、税・サ込、入湯税別)

全11室 IN15:00~18:00 OUT12:00
https://www.hakone-retreat.com

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