今の自分をアップデートして、より豊かで健康的な生活を手に入れるには、毎日の習慣がなにより大切! ベストセラー書籍でエビデンスのある“すごい習慣”を紹介している堀田秀吾さんに、エクラ世代の体と心の悩みに効果的な方法を教えていただいた。
言語学者・堀田秀吾さんに聞きました
ほった しゅうご●明治大学教授。社会言語学、心理言語学、脳科学などさまざまな学術分野の知見を融合した多角的な研究を展開。自らを“エビデンス職人”と称している。
効く!続く!と話題
『科学的に証明された すごい習慣大百科』
堀田秀吾 SBクリエイティブ ¥1,760
著書『科学的に証明された すごい習慣大百科』がベストセラーとなった堀田秀吾さん。「書籍では仕事、勉強、ダイエット・健康、コミュニケーション、メンタル、生活の6カテゴリー別に、112個のテクニックを、見開き図解入りで掲載。想定以上に女性の読者が多く、たくさんの反響をいただきました。それがヒットの理由のひとつかもしれません。今回の特集では、エクラ世代の体と心を健やかにする習慣をセレクト。ぜひ日常生活に取り入れてみてください」(以下、堀田さん)。
なぜ今「習慣」が注目されている?
堀田さんの著書『科学的に証明された すごい習慣大百科』は累計発行部数74万部を突破。ほかにも多くの習慣に関する書籍が話題に。「人間の生活は約半分が習慣によってできているといわれています。よい習慣を多く取り入れるほどQOLが上がることを実感する人が増え、習慣の選択や継続の方法に関心が集まっているのではないでしょうか」。
「習慣」についての本が続々!
“科学的に証明されている”ってどういうこと?
「科学の知恵を味方につけて人間の行動原理を理解すれば、習慣はストレスなく自然に続けられます。本書では、東京大学からハーバード大学まで、世界中の心理学、行動経済学、脳科学などの研究機関で証明された内容をもとにした、“もっとラクに、もっと自然に、習慣化できる方法”を紹介しています」
意志の強さは必要ない!習慣化のための3STEP
これさえ押さえておけば、三日坊主でも続けられる! 無理なく"習慣" を身につけるための、3つのポイントをご紹介。
STEP 1:考えるより、まず体を動かす
「脳のやる気を生み出す部位(=側坐核:そくざかく)は、何もしなければ働きはじめません。動き出すと徐々に刺激され、その行動にのめり込むように。“まずやってみる”のが、やる気のエンジンをかけ、調子を上げるための第一歩です」
STEP2:すでにしている習慣にくっつける
「毎日していることに新しい行動をつけ足すと、精神的な負担を減らしながら新しい習慣を定着させやすくなります。“朝コーヒーを飲む間に、英単語を5つ覚える”というように、既存の習慣と組み合わせて始めてみて」
STEP3:自然とできる仕組みをつくる
「人間の意思決定は、環境に左右されるところが大きいもの。裏を返せば、環境を整えれば行動をいい方向に変えることができるのです。勉強したいなら本を開いておくなど、“自然とやってしまう仕組み”をつくると効果的」
撮影/倉方真帆 取材・原文/藤本幸授美 イラスト/ミヤザキ ※エクラ2026年11月号掲載